錦織 西岡について「強くなり、成長するのを見るのは良いこと」と語る。呼吸が苦しかったことも明かす

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「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11〜18日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦。第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界77位の西岡良仁(日本/ミキハウス)と対戦。6(2)-7、4-6のストレートで錦織が敗れ、2回戦敗退。勝利した西岡が3回戦進出を果たした。

錦織はこの試合、西岡の緩急をつけたプレーに対応しきれず、アンフォーストエラーが33本を数え、ストレートで敗れた。


ATP(男子プロテニス協会)によると、試合後に錦織は「僕にとって、タフな試合だった」と語っている。


そして「彼は良いテニスをしていたと思う」「彼が強くなり、成長するのを見るのは良いことだ」と勝者の西岡を称賛した。


またこの試合中、錦織は発汗量が多く、ドクターを呼び点鼻薬を投与するなど、体調が良くない様子が伺えた。そのことについては「この2週間、何故か呼吸が苦しかった。チェックしないといけない」と、やはり体調が良くなかったことを認めている。


これで「ウィンブルドン」の後は、未勝利のまま「全米オープン」へ挑戦することとなった錦織。26日の開幕まで2週間を切っているが、万全の状態で戦えることが望まれる。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 シンシナティ」での錦織
(Photo by Rob Carr/Getty Images)