『バットマン リターンズ』以来の共演!監督&バットマン&ペンギンが褒めあう『ダンボ』

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世代を超えて愛され続ける名作アニメーション『ダンボ』を、オリジナル脚本で鬼才ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』。そんな本作には映画『バットマン リターンズ』以来の共演となる名優二人が出演している。そんな彼らが互いについて語った映像が解禁となった。

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バートン監督が作り上げた"全く新しいダンボ"には、巨大テーマパーク"ドリームランド"を経営しているやり手の起業家のV.A.ヴァンデヴァーを演じたマイケル・キートンと、「メディチ・ブラザーズ・サーカス」の団長マックス・メディチを演じたダニー・デヴィートが出演している。

マイケルは、『ビートルジュース』や『バットマン』シリーズに出演しており、バートン作品には欠かせない俳優。2014年公開の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』では、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、その演技力を高く評価されている。またダニーは、『パルプ・フィクション』や『エリン・ブロコビッチ』では製作を手掛け、人気TVアニメ『ザ・シンプソンズ』では声優を務めるなど、マルチに活躍する俳優だ。

バートン監督作品でマイケルとダニーが共演を果たしたのは、1992年公開の『バットマン リターンズ』以来。バートンは「家族とはなにかが『ダンボ』のテーマだ。だから親しい人々と組めて嬉しい」と、笑顔を見せる。

ダニーは、「"バットマン"ではマイケルが善人で、僕は悪人。でもこの映画では僕が善人でマイケルが悪人なんだ」と、久しぶりの共演で役柄が逆転したことを楽しそうに語る。本作でダニーが演じたメディチは、自身のサーカス団を金儲けのために利用されないように守ろうとするキャラクター。マイケルが演じるヴァンデヴァーは、金儲けのためにダンボを利用しようとたくらむ悪役だ。20年以上の時を経て、逆の立場となった名優たちの演技にも注目だ。

ダニーは、マイケルと共演できるとわかった時は心が躍ったと話し、「親友と共演できるのは楽しい」と素直に喜びを表現する姿を見せる。

マイケルも彼について、「ダニーには人を引きつける魅力があるから、彼の演じる役にもつい惹かれる」と絶賛。さらにマイケルは、別のインタビューで本作に出演するきっかけを「答えは2単語。というか、ティムとバートンという2つの名前だね。」と、バートン監督作品だからこそ本作への出演を決めたと、尊敬の気持も語っている。

鬼才監督×豪華俳優揃いの『ダンボ』は、7月17日(水)にMovieNEX(4,200円+税)と4K UHD MovieNEX(8,000円+税)で発売。先行デジタル配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ダンボ』
(c) 2019 Disney