[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年7月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「々」の読み方について調べていました。

同じ漢字を繰り返すときに使う文字、ということは知っていますが、どのように読むのかは考えたこともありませんよね。


何と読むのだろうか

漢字ではなかった

番組の街頭インタビューでは、知っている人はいないという結果。スマホなどで打つときは、「時々」「佐々木」などと打ってから消している人がほとんどでした。

金沢大学日本語学の教授によると、何と「々」は漢字ではないので、そもそも読み方がないんだそうです。

「、」や「。」などと同じ補助記号の仲間なのです。まさかの記号とは驚きです。

しかし、「、」「。」にはそれぞれ、句点・読点という呼び方がありますが、「々」にはないのでしょうか。

調べてみると、新聞社などでは、「同の字点」「ノマ点」などと呼ばれているそうです、「ノマ点」のノマは、「々」の漢字を崩したときに「ノマ」と読めるからですね。

そして、「々」と同じく、ひらがなの場合の繰り返し記号「ゝ」は、第二次世界大戦後の文字改革後使われなくなったそうで、最近はめっきりと見かけなくなりました。

ちなみにスマホなどで打ちたいときは、「同じ」という意味から「どう」を変換させるとでてくるんですよ。

ぜひ一度試してみてください。

(ライター:りえ160)