今季のC大阪は得点力不足に悩まされている photo/Getty Images

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セレッソ大阪がマレーシアの新星を獲得するかもしれない。16歳のU-17マレーシア代表FWシャムスディン・ルクマン・ハキムをトレーニングに招き、テストを実施する可能性があるようだ。

そう伝えたのはマレーシアの地元紙『New Straits Times』。ルクマン・ハキムは昨年行われたAFC・U-16選手権2018で5得点を記録し大会得点王に輝いた選手だ。しかし、同メディアによるとC大阪がルクマン・ハキムに関心を寄せたのはその大会ではない。今年3月に福岡で開催されたサニックス杯国際ユースサッカー大会だという。彼はこの大会にU-17マレーシア代表として出場し、ベストイレブンに選ばれている。だが今回実施されると報道されたこのテスト、まだ正式に決まったというわけではなさそうだ。同メディアはルクマン・ハキム本人のコメントを掲載している。

「今のところ、それについて関係者から公式に連絡は受けていません。でももしこれが本当だったなら、出し惜しみをせずに全力で臨みたいと思います。ぼくの夢はサッカー選手として海外でプレイし成功をおさめることです」

Jリーグ挑戦まではいくつかの試練を乗り越えなければならないと予想されるが、本人は気合十分のようだ。もし加入となれば、今季J2のファジアーノ岡山に加入したFWハディ・ファイヤッドに続いてJリーグ史上4人目のマレーシア人選手となる。

今季のC大阪は開幕してから9試合を戦ってわずかに5得点。最下位サガン鳥栖の1得点に次ぎ、リーグで2番目に少ない数字となっている。将来的な部分も含めて有能なストライカーを確保したい同クラブ。はたして、16歳のマレーシア人は日本にやってくるのだろうか。