25日放送、フジテレビ「PRIME news alpha」に、バスケットボール日本代表の篠山竜青、比江島慎、富樫勇樹が生出演。13年ぶりのワールドカップ(W杯)出場を語った。

予選開幕4連敗と最悪のスタートから怒涛の8連勝で、自力では21年ぶりとなるW杯出場を決めたアカツキファイブ。1年3カ月にわたったアジア予選について、比江島は「本当に長く感じた」とコメント。「チーム一丸となって予選を通じて成長できた」と振り返る。

富樫が「崖っぷち」と表現した開幕4連敗を喫したチームは、どこで生まれ変わったのか。主将の篠山は、ニック・ファジーカスの帰化がターニングポイントだったと回答。「彼の得点力や、勝者のメンタリティー、自信がチームにもたらされたところが一番の大きな変化だった」と話す。

守備には手ごたえがあるが、得点力が伸びないことが課題だったという篠山は、ファジーカス加入で「みんな期待値が高まった」とコメント。オーストラリア戦の前に「何かできるんじゃないかという期待感みたいなもの」があったと明かした。

最後の2連戦は、アメリカでプレーする渡邊雄太と八村塁が不在だった。比江島は「得点の部分では自分がしっかり決めていこうと思っていた」と、エースとして攻撃への自覚があったという。

その比江島は、試合後のロッカールームで予選突破を祝うダンス(?)を踊る映像が紹介された。「最後にロッカールームに入ったのでやらされた」という。比江島は自分でもよくわからない踊りだったと照れた。富樫は「一番やらなそうなキャラなので、なおさら面白かった」と笑う。

SNSでは「面白い」「かわいい」「謎のダンスw」「くねくね蛸?」「めちゃくちゃ笑った」と、比江島ダンスを絶賛する声が上がった。

最後に、W杯と東京五輪に向け、篠山は「日本にバスケットボールの波が来ていると感じている。それを一過性のものにするのではなく、文化とできるように、代表もしくはBリーグで頑張っていきますので、よろしくお願いします」と意気込んだ。

コメント中にCM入りの曲が流れ、うっすらと笑みを浮かべながらも、時間いっぱいで言い切った篠山に、SNSでは「お見事」「トーク力 流石」「さすがブザービーター!」「タイムコントロールが素晴らしい!」などと賛辞が寄せられた。