北大が研究開発基盤に資金投入、“ロバスト農林水産工学”とは
これに沿った研究支援を北大研究者の参加を条件に、他大学の研究代表者の提案も可として始めた。採択はフィールド技術を中心に室蘭工業大学、北見工業大学、帯広畜産大学の提案が全体の約4分の1だった。バイオマス資源化など基盤研究は北大が中心だ。加工や鮮度保持で、北海道立総合研究機構や産業技術総合研究所の案件も入った。
北大は基礎・基盤研究に強いが、北海道の農場や原野などフィールドに合わせた事業化の研究開発は事象が複雑で、他大学・機関がリードする面がある。連携は道全体のプラスにもなると判断し、学内資金投入に動いた。
また、プラットフォームでは菓子用カボチャや魚の陸上養殖など、具体的な事業化プロジェクトで、各要素技術を切り口とするシンポジウム開催を始めた。今後は粒子状物質(PM2・5)による豪雨など災害に対するロバスト性に注目した研究も強化する方針だ。
