栗山英樹監督

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25日放送、テレビ朝日「報道ステーション」に、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が電話出演。金足農業高校の吉田輝星を指名した同日のドラフト会議に言及した。

昨年のドラフトで木田優夫GM補佐が清宮幸太郎を引き当てた日ハムは、まず根尾昂を1位指名。4球団の争いとなり、抽選の結果、中日ドラゴンズに交渉権を獲得された。今年もくじを引かなかった栗山監督は「僕は全然当たらないんで、引かせてもらえない」と話している。

根尾を逃した日ハムは、外れ1位で吉田を指名。前日に4時間以上も会議したという栗山監督は、ともに評価が高かった根尾と吉田の「できれば2人ほしい」と思っていたと明かした。

外れ1位では他球団の指名がなく、吉田の一本釣りに成功。「たくさんのチームが来ると思っていた」という栗山監督は、「野球の神様がチャンスをくれたと感じた」と振り返った。

日ハムは昨年の清宮や、かつてはダルビッシュ有、大谷翔平など、これまで高卒の有望選手を獲得してきた。栗山監督は「高校出身というイメージがなくて、早めに来年、頑張ってくれるかな」と、身体へのケアは欠かさないとしつつ、吉田に早期の活躍を期待している。

「日本を代表するピッチャーになってくれるはず」と吉田のポテンシャルを信じる栗山監督は、多くの高校生を指名したとあり、「みんなで切磋琢磨して頑張ってくれると思います」と意気込んだ。

最後に、26日に秋田へと吉田にあいさつに出向くと明かした栗山監督は、本人にどのような言葉をかけるか問われると、「魂ぶつけるだけですね。『一緒にやろうぜ』って言うだけです」と述べた。