「野球選手を親戚に持つ現役Jリーガーたち」を知ってるか

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先日、日本代表DF吉田麻也元プロ野球選手の下柳剛氏と「遠い親戚」であることを自身のSNSで明かした

今まで一切伝えられたことのない話だけに驚きであったが、実は他にも野球選手と親戚関係にあるサッカー選手がいたことをご存知だろうか。

高木3兄弟

野球選手と血縁関係を持つサッカー選手といえば、まずはなんといっても「高木三兄弟」だろう。

父親は現役時代、屋鋪要、加藤博一との「スーパーカートリオ」として名を馳せ、大洋ホエールズで一時代を築いた高木豊氏。

しかしながら息子たちは全員サッカーの道へ進み、3人とも東京ヴェルディの下部組織からプロ入りするという偉業を成し遂げた。

豊氏は小柄ながら俊足の選手として知られたが、息子たちもそのDNAを受け継いでおり、長男・俊幸はJ屈指のアタッカーとし活躍中。プラチナ世代の次男・善朗もオランダでのプロ経験を経て現在はアルビレックス新潟で、三男の大輔は今季レノファ山口でプレーしている。

A代表経験こそないものの、三人全員がアンダー日本代表に選ばれた経験を持っており、父が「スーパーカートリオ」なら息子たちは「スーパー三兄弟」といっていいだろう。

摂津颯登(せっつ はやと)

モンテディオ山形ユース出身、190cmの長身を生かしたクロスへの対応力などが売りにするGK。

彼はプロ入り後、一度も公式戦に出場したことがないにもかかわらず、その知名度はなかなかのもの。Twitterのフォロワー数は2万人超を超える人気選手である。

というのも芸能事務所から声をかけられたことがあり、Jリーグの“イケメン特集”で必ず名前が挙がるほどの端正な顔の持ち主なのだ。

そんな甘いマスクの彼は、プロ野球・ソフトバンクに所属する摂津正投手と遠縁にあたるという。颯登から見て、「父方の祖父の従兄弟の孫」とのことだ。

旗手怜央(はたて れお)

大学生ながら2018年アジア大会のU-21日本代表に選出され、銀メダル獲得に貢献した旗手。

このちょっと変わった名前にピンと来た人もいるかもしれない。実は彼の父親・浩二は名門PL学園の野球部出身で、1980年代に1学年後輩である清原和博、桑田真澄の“KKコンビ”らとともに甲子園で活躍した高校球児だったのだ。

息子の怜央はサッカーの道へ。高校時代は無名に近い存在だったものの、大学1年生時に関東大学サッカーリーグ戦で9得点を記録して新人王を獲得、2年生になって大学選抜や世代別の代表に呼ばれるようになった。

父親はプロ入りできなかったが、彼は今年「特別指定」で川崎に登録され、来年、正式に「Jリーガー」になることが決まっている。