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究極のチケットは顔!

愚痴を言います。ここ1ヶ月くらいずっと抱えていたモヤモヤを、ガマンしてグッと飲み込んだ記念の愚痴です。我ながら頑張ったと思います。こういうときに人間性は出るな、とつくづく思いました。エライぞ自分。頑張った自分。正義が欲目を上回った真実の人、さすがフモフモナイスガイ。素敵!抱いて!自分のヒザを!アパートの隅で!

(※今日は4240円ぶん愚痴ります)

ことの始まりは先月のこと。大人気でチケット入手困難ともっぱらの噂の大相撲九月場所千秋楽について、僕の相撲仲間グループは「4人応募で3マス当選」という大量チケット入手をはたしてしまいました。五月場所においても「4人応募で4マス当選」という大量入手をはたしてしまったわけですが、その際の反省はまったく活かされませんでした。「今回は1人応募で大丈夫って言ったじゃないですかー!」と僕は他メンバーに猛省を促したものです。当たったことはもちろん嬉しいですが、当たりすぎはそれはそれで困ります。

3マスぶんで12万円あまりに及ぶ支払い。グループにとって必要なのは1マスなのに、残り2マス8万円ものダブつきを抱えてしまった。もしも理想的にコレを解消しようと思うなら、「1万円払って相撲を見たがる人をあと8人集める」しかありません。五月場所の際は、それぞれの知人を誘い、相撲グループが1マスずつに散ってアンバサダー役をこなし、何とか理想的にチケットを消化することができました。その働きぶりは諸葛亮、関羽、張飛、趙雲子龍のごとし。相撲愛によって新人を大量に集めてくる有能な営業マンのようでした。

しかし、二度目は厳しい。

「人生で1回は見たい!」と思っている人はそれなりにいるのでしょうが、「つづけざまに2回見たい!」と思っている人はそんなにいないでしょう。最高齢のグループリーダーが「死ぬ前に一度は」「冥途の土産に」「同窓会を兼ねて」という口説き文句で旧い友人を集め、僕の友だちがもう一度一緒に行ってくれるというありがたい友情もあり、2マスを埋める見込みが立ちました。友よ、きてくれてありがとう!相撲楽しもうね!きてくれて本当にありがとう!

そして浮いた1マスは諸般考慮した結果、僕の手元に残ったのです。4万円あまりのチケットを抱え、しばしためらいの時がつづきます。もしかしたら土壇場で集められたりしないだろうか、という理想論。両親に相撲でも見せてやろうか、という親孝行論。人気の千秋楽なら転売で儲けられるんじゃないかという邪念。そして、公式のリセールにコレを放出し、本当に相撲を見たがっている人にマスを譲ろうという相撲愛。悩むことなくリセールやろと他人事なら思うわけですが、何故そんなに悩むかと言うと…

↓公式リセールに出すと手数料が10%かかって何もしていないのに4240円取られるから!

うへー、マイナス4240円!

4240円あったらほかのものが買えるな…。

たとえば、水着とか!

僕はまだチケットを受け取ってもおらず、誰に電話したわけでも、誰にメールしたわけでもありませんが、システム上の名義書き換えで10%も持っていかれる。「せめてホテルみたいに1ヶ月前まではキャンセル無料とかないですかね…」とうなだれます。あー4240円、4240円。手数料その他が返してもらえるのは朗報でしたが、マス単位の販売によって「4人ぶんの10%」が僕の財布にのしかかってくるのは非常に厳しいものがありました。本番では最高齢のオジさんに寿司と獺祭をおごってもらいたい気持ちです。

(※ずーっと愚痴だなぁとお思いでしょうが、今日は4240円ぶん愚痴ります)

一応、一応の参考までに、決して邪念に負けたわけではありませんが、チケット転売相場についても確認はしました。うまく売りさばけば1マスが6万円くらいに化けそうな相場でした。とは言え、転売が成立するとは限りませんし、そこにトラブルがないとも限りません。そして何より、そういう行為に手を染めるようなことがあれば、自分の良心が傷つくという気持ちがありました。

で、一応、一応の参考までに、チケット買取業者の見積もりも取りました。「明日までに持ってきてくれたらこの値段で買いますよ」という返事に書かれていた買い取り金額は……2万6000円でした。安っ!そこからどんだけ乗っけて売りさばく気や!あんまりな提示に、改めてチケットを売ったり買ったりしている連中への憎悪は真っ黒に燃え上がりました。「潰れろ!潰れろ!潰れろ!潰れろ!」とマスの人数ぶん唱えてから、迷惑メールフォルダにブチ込んでやりました。

そのような周辺調査を経て、ついに僕は行動を起こしました。自分の良心を守るための値段だと思えば、4240円は耐えられない額ではないと。安いとか平気とか大丈夫とかはこれppppppっぽちも思ってはいませんが、金の問題ではないのです。「金でチケットは買えても、アタシの心まで買えると思うなよ!」と転売撲滅の祈りをこめて、決断のボタンを僕は押したのです。

↓いけ、僕のチケットよ!公式リセールという再生の道へ!

さようならーーーーーー!!

よんせんにひゃくよんじゅうえーーーーん!!


↓旅立ちから10分後、チケットは誰かにもらわれていった…!

早っ!!

僕の4240円、大事にしてくださいね!!

あー、4240円あったらアレもコレも買えたのに!!

たとえば、たまご100個とかね!!

花たまご (50個)×2セット 【送料無料】
価格:4240円(税込、送料無料) (2018/9/15時点)

リセールに出してから思ったのは、せめてツイッターか何かで「余ったヤツをリセールに出すぞ!」と予告でもしておいて、時間指定で出品すればよかったなということ。そうすれば、一度僕の手元にきた意味も生まれたかもしれなかったですし、買った人にも喜んでもらえたかもしれないなと。そこまで考えが至らなかったのは次回の反省として、4240円ぶんの痛みを胸に刻もうと思います。

このような悲劇と愚痴を生まないためにも、チケット販売業者は社会の公器として転売撲滅(および同じグループに当てすぎない)に取り組んでいってほしいもの。そのためにこそ僕の4240円を使ってほしい。買ったときに一度手数料払ってるんだから「戻すときにももう一回金取る」的なシステムはどうかと思いますし、それで本当に転売撲滅への取り組みをしていると言えるのかと思います。健康保険のように購入者全員からすこーしずつ最初に取っておけないものかと。4240円損してまで正規のルールでチケットを戻すナイスガイなんてめったにいないと思いますよホントに!強く改善を求めます!

(※4240円ぶんやりますよ、断固やる!自分たちが勝手に集団で応募しただけだろという文句は聞き流しています!)

そして、チケットという従来型の枠にとらわれるのは、もうやめましょう。物品の形なら「売っていいだろ?」と思う人が出るのは当たり前です。あの紙キレを持っていることが重要なのではなく、「行きたいと思って買った本人である」ことが本質なのであって、紙キレはその証明書に過ぎないわけでしょう。証明書を債権のように売りさばくことを許してはいけないのです。

昨今は電子チケットの取り扱いも増えてはいます。バスケのBリーグなどはスマホのアプリでチケットを購入し、当日はその画面を見せるという仕組みも導入しました。電子チケットなら他人にもインターネットで転送できたり利便性も高いです。ただ、それでもまだ本質ではありません。電子チケットでもまだ「何らかの証明書を持っている人」に重心があります。「証明書を持っていようがいまいが、その本人」に権利が付与されている、その本質に近づいていかねば。

僕の結論は「顔」です。

チケットを買うときに、全員に「顔」を登録させるのです。面倒だったり、それはイヤだと言うなら買わなくて結構。どうしても見たいものがあるなら、それぐらいのことをしてもらわないといけません。公演会場に「授乳室」や「車イス席」があるのが当たり前であるような当然の備えとして、人気公演こそ顔登録&顔認証をするのが当たり前という社会の圧力をかけていきましょう。

そして本番は「顔認証のみ」でゲートチェックをします。厳格な本人確認を導入した先進的事例であるももクロちゃんのライブでいつも思っていたのが、「結局最後に顔認証するなら、最初から顔認証だけでよくない?」ということ。もちろんバグであるとか認証間違いとかのケースもあるでしょうが、その際は登録済み写真との目視比較であるとか、本人確認書類のチェックなどをすればよいだけ。基本は「顔」だけでゲートを通過できるのが一番正しいと思います。

顔は絶対に忘れません。スマホはときどき忘れますが、「うっかり顔を家に忘れてきてしまいましたわー」なんてマヌケは全世界にひとりもいないでしょう。お前はアンパンマンかと。不幸にも事故によって顔が変形するようなことがあったとしても、それは仕方ないところ。事故でチケットが燃えたり、事故でスマホを失くしたりするよりは確率も低いでしょうし、そこまでいったらイベントどころではないでしょう。

本人確認書類やスマホは金次第で転売もできるでしょうが、「顔」の転売はムリです。もし転売があるなら逆に石原さとみさんの顔を買います。「顔」なら再入場時のチェックも簡単になり、ブラックライトに反応するスタンプとかもいちいち押さなくてよくなるでしょう。「顔」ならテロリストの事前把握もできるかもしれません。出入り禁止になっている不届き者への対処も可能となるでしょう。

「金払ってどこかに入る」のですから、顔ぐらい登録したってバチはあたりません。安全保障のためにはそれぐらいしてもいいはず。どうせそんな人気公演なんてやるのは大きなアリーナとかなんですから、必要な設備としてカメラ等は施設側に導入させましょう。監視カメラや自動ドアだって施設側で買ってるわけでしょう。顔認証を最初から施設側に買わせれば、みんなでそれを利用できて結構じゃないですか。

↓東京五輪では顔認証でスタッフ・関係者のゲートチェックをするらしいので、客もそうしていきましょう!


五輪で導入、民間が利用!

「顔」以外認めない世界になれば転売も撲滅に近づく!

究極の顔パス、それが未来の形!

僕の4240円を使って未来をよりよくしてください!!

僕は欲しかったドリルを我慢します!

技術には限界がありますから、トラブルは起きるでしょう。それでも「その辺の兄ちゃんが1秒か2秒で券面を見てチェック」よりは精度が高くできるんじゃないでしょうか。子ども用チケットで「どうもありがトーレス」と入場していく不届きな大人とかもいるっていうじゃないですか。券っぽいものを持ってさえいればノーチェックの現状よりマシになる気しかしません。結局、券面チェックも手荷物チェックも顔を見ているんでしょう。長年の勘で「この人ヘン!」と妖気を感じるかどうかが勝負で、荷物自体はまるっきり見ないじゃないですか。

スポーツのビデオ判定にはトラブルもありますが、ビデオ判定を導入して前より悪くなったなんて事例は聞き及びません。顔認証もトラブルはあるでしょうが、今より悪くはならないと思います。僕の4240円と、そしてこれから先に生まれる「お金を払ってチケットを他人に譲る」人の手痛い出費が、未来につながる投資になることを祈ってやみません。以上、買うときの出費には無頓着だけれど、捨てるときの出費は粗大ゴミのシールですら惜しくなるケチ野郎からの、4240円ぶんの愚痴でした!

↓千代大龍とまでは言わないんで、4240円欲しいです!
<何らかの事情で金がいる千代大龍>

<おかげさまで金をもらった千代大龍>

相撲をやる⇒お金をもらえる!

チケットを手放す⇒お金を払える!

ちなみに41本懸賞金もらうと120万円くらいです!

そこから4240円くれ!

ご清聴感謝します!4500文字ほど愚痴ったので1文字約1円計算!