札幌戦で退場処分を受けたポドルスキ【写真:Getty Images】

写真拡大

前半終了間際、札幌MF深井に激しいタックルをお見舞いしたポドルスキが退場処分

 ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、1日のJ1第25節北海道コンサドーレ札幌戦に先発し、前半終了間際に危険なタックルで一発退場となった。

 スコアが動いたのは前半11分だった。MF駒井善成がクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだFW菅大輝が頭で合わせて札幌が先制。劣勢の神戸は先発した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを中心に攻撃を構築するも、ゴールには至らないまま時間が経過する。前半のアディショナルタイムが4分と発表されたなか、そのシーンは起きた。

 前半アディショナルタイム3分、神戸が左サイドのスローインを得るとDFアフメド・ヤセルがボールを投げ入れる。ポドルスキが受けるもトラップが大きくなり、こぼれ球に札幌MF深井一希が反応。ポドルスキがボールを奪われまいと体を投げ出し、激しいタックルで深井を倒した。しかし、これが足裏を見せた危険なタックルと判断されて一発退場となった。

 判定直後に驚きの表情を浮かべたポドルスキは主審に抗議。さらにピッチから早く去るように促した札幌FW都倉賢と一触即発の口論も繰り広げた。結局判定は覆らず、ポドルスキはそのまま退場。キャプテンマークをDF渡部博文に託してピッチを後にした。(Football ZONE web編集部)