東日本旅客鉄道株式会社(JR東)とJR東日本スタートアップ株式会社の両社は、ベンチャー企業との協業により新たなビジネス・サービスを実現する 「JR東日本スタートアッププログラム2018」の案件から、青森県での「キャッシュレス化」と「無線Wi-Fi整備」についての実証実験の準備に着手すると発表した。

今回の実証実験では、株式会社Origami(オリガミ)とPicoCELA(ピコセラ)株式会社の2社が協業する。

Origami社は二次元コードを使用したキャッシュレス化を推進。青森では中国や台湾から大型客船でやってくる中華圏の外国人旅行客が増加しており、キャッシュレス化で決済の簡易化を目指す。

また、PicoCELA社は、通信環境に難のあった屋外の観光地などでWi-Fiサービスを提供し、利便性の向上を目指す。

「JR東日本スタートアッププログラム2018」では、この2件にとどまらず、提案のあった案件について今後も順次実証実験を実施するとしている。

発表資料
URL:http://www.jreast.co.jp/press/2018/20180722.pdf
2018/07/24