【ファンキー通信】トイレ専用新聞!?
新聞紙ってすごく便利ですよね! 「困ったときの新聞紙頼み」なんてことわざを作りたくなっちゃうくらい。毎日情報を与えてくれるのはもちろんのこと、お掃除の道具にもなるし(油を吸収してくれたり、濡らして窓ガラスを拭けばピカピカに!)、登山などに出かけて寒いときには、服の中に入れればかなりの防寒になるなど、その用途は計り知れない。そんな無限大の可能性を持った新聞紙だが、この度僕らに、いやいや、地球にもっと有効活用できるタイプが登場した。今度はなんと、ただ明るいところに置くだけで空気をキレイにしてくれるんだって!
いったいどんな仕組みになっているのかというと、太陽光や蛍光灯の光など、紫外線を含んだ光があたると化学反応を起こし、空気中の有害化合物を分解する作用を持った酸化チタンを新聞用紙にコーティングしてあるそう。
「シックハウス症候群の原因となる、アセトアルデヒドも分解できます。93ppmの濃度のアセトアルデヒドが放散されているガスバックの中に、従来の新聞用紙と酸化チタンがコーティングされている新聞用紙をそれぞれ置いて実験を行いました。20時間後、普通の新聞用紙を入れたガスバックではアセトアルデヒドが88ppmで、ほとんど変わらずですが、酸化チタンがコーティングされている新聞用紙を入れたガスバックの中では化学反応が起こり、0.25ppm。つまり、約99%のアセトアルデヒドをカットできちゃうのです」(開発元、日本製紙・広報部の森川さん)。
ほほう〜、99%って、ほとんどカットできちゃうわけですか。しかもホルムアルデヒドのような有害化合物だけではなく、タバコや汗、ペットの臭いなど、様々な生活臭も分解できてしまうというから、もう「スゴい!」の一言につきる代物である。朝、トイレに持ち込むのに最適かも!
この世界初となる空気清浄効果のある新聞紙、実用化はまだ未定らしい。僕らにとって新聞は、生活の一部のようなもの。近い将来、この紙で新聞が印刷されるようになれば、画期的な環境改善効果が期待できそうだ。
ちなみにコーティングされているからといって、上に挙げた防寒効果などの従来の新聞紙の持ち味が失われることはないそう。印刷適性もバツグンなのだとか。(文/verb)
「シックハウス症候群の原因となる、アセトアルデヒドも分解できます。93ppmの濃度のアセトアルデヒドが放散されているガスバックの中に、従来の新聞用紙と酸化チタンがコーティングされている新聞用紙をそれぞれ置いて実験を行いました。20時間後、普通の新聞用紙を入れたガスバックではアセトアルデヒドが88ppmで、ほとんど変わらずですが、酸化チタンがコーティングされている新聞用紙を入れたガスバックの中では化学反応が起こり、0.25ppm。つまり、約99%のアセトアルデヒドをカットできちゃうのです」(開発元、日本製紙・広報部の森川さん)。
ほほう〜、99%って、ほとんどカットできちゃうわけですか。しかもホルムアルデヒドのような有害化合物だけではなく、タバコや汗、ペットの臭いなど、様々な生活臭も分解できてしまうというから、もう「スゴい!」の一言につきる代物である。朝、トイレに持ち込むのに最適かも!
この世界初となる空気清浄効果のある新聞紙、実用化はまだ未定らしい。僕らにとって新聞は、生活の一部のようなもの。近い将来、この紙で新聞が印刷されるようになれば、画期的な環境改善効果が期待できそうだ。
ちなみにコーティングされているからといって、上に挙げた防寒効果などの従来の新聞紙の持ち味が失われることはないそう。印刷適性もバツグンなのだとか。(文/verb)