「ぶすに人権はない」発言の人気モデル夏目雄大 事務所が「お詫び」
モデルの夏目雄大さん(21)が不適切な発言をしていた問題で、所属事務所「オムニア」(東京都渋谷区)は2018年5月12日、公式サイトに謝罪文を掲載した。
夏目さんをめぐっては、過去に「ぶすに人権はない」などと差別的な内容のツイートをしていたとみられ、物議を醸していた。
女性蔑視に人種差別
夏目さんは、雑誌『Seventeen』(集英社)や『HR』(グラフィティ)などのモデルとして活躍。若い女性を中心に人気がある。最近では、舞台「あんさんぶるスターズ!」シリーズに天満光役で出演するなど、俳優としても頭角を現していた。
問題となったのは、夏目さんが2013年ごろに投稿していたとみられるツイートだ。
「ぶすに人権はない」「乙武さんと握手してサッカーしたい」「妊婦さんに膝カックンして絶望させる遊び」「韓国人と中国人は見下している」
などと綴った投稿のキャプチャー写真が拡散され、ファンらから、
「女性蔑視に人種差別。妊婦さんに対して酷いことも言ってる。ありえない。最低」「がっかりです。あんステ/あんスタに迷惑かけないで欲しいのでキャスト変更を望みます...」
などと非難が集中。複数のネットメディアも取り上げるなど、いわゆる炎上状態となった。
しかし、批判一色ではなく、
「違うよね?しかも5年前くらいのツイートでしょ...今更攻撃する必要ないじゃん」「夏目雄大くんのツイート炎上してるけどさ、それ彼が当時16歳の時のツイートじゃん。まだ素人だから、許されるってわけじゃないけど、若気の至りだったと思うよ」「夏目くん本人がやったんじゃなくて誰か他の人がなりすましでやったんじゃないの...??」
と擁護する向きも少なくなかった。
再発防止の教育を実施いたします
所属事務所は5月12日、「お詫び」と題したコメントを発表。
「この度、弊社所属の夏目雄大に関する一部報道について、日頃より応援していただいて いるファンの皆様はじめ、関係者の皆様、また、不快に思われた方々に対して、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」
と謝罪。
今後については
「所属タレントの指導の徹底と、再発防止の教育を実施いたします」
とし、
「また、内容につきましては、現在調査中ですので、処分などを含め、対応につきましては、あらためて発表させていただきます」
と結んでいる。