滋賀県彦根市の交番で巡査部長が射殺された事件で、警察官が現場に到着した際、交番が施錠されていたことが13日に分かった。県警は、殺人容疑で逮捕された19歳の巡査が発覚を遅らせようとしたとみて調べている。共同通信が報じた。

 県警によると、事件は11日午後7時47分ごろに発生。約4キロ離れた田んぼに突っ込んだ状態で交番のパトカーが見つかり、通報を受けた彦根署員が同8時45分すぎに交番に駆け付けた。しかし出入り口の鍵が掛かっていたため、署員は窓を割って入り内部を確認し、事件が発覚したという。

交番施錠し逃走、警官射殺事件 発覚逃れか、滋賀(共同通信)