イエローカードで10分間の退場!? ラグビーなどで用いられる「シンビン制度」導入か

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▽ラグビーやアイスホッケーで用いられている「シンビン」制度が今後サッカーでも導入されるかもしれない。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

▽「シンビン」とは危険なプレーや反則を繰り返した場合、該当選手を競技区域から一時的に退場させるというもの。サッカーでは「イエローカードを受けた場合、10分間ピッチから退場する」という内容で国際サッカー評議会(IFAB)では2年前に、各国協会に対してテストを行うことが許可されており、イギリス・ノッティンガムシャーの下部リーグなどでは試験的に導入されているとのこと。

▽イングランドサッカー協会(FA)の審判部長を務めるニール・バリー氏は、試験的に導入した「シンビン」制度が良い効果をもたらしていると説明。「将来的に導入されることはほぼ確実」とコメントしている。

「私はこの制度が良いものだと思っている。将来的に導入されることはほぼ確実だろうね」

「昨年、我々は32個のリーグでこのシンビン制度を試した。効果はポジティブなものであり、来年は導入するリーグ数を増加させていくつもりだ」

「選手たちがより自分たちの行動に責任を持つようになる。それにより、試合のイメージが良くなることを期待している。試してみた32個のリーグでは、約38%の異義を含めた敬意を欠いた行為が減少している」

「10分間退場することになれば、数的不利となったチームメイトは良く思わない。それが反則を減らすと思っている」