エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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「7番・DH」でスタメン出場も4打数無安打2三振

 エンゼルス大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、レンジャーズとのオープン戦で「7番・DH」でスタメン出場したが、4打数無安打2三振に終わった。ヒット性の当たりもあったが一本が出ず、オープン戦打率は打率.083に。試合後は「よくなるように1日1日やっているし、自信を持ちながらピッチャーに向かっていければ」と淡々と話した。

 この日の第1打席は1点リードの2回先頭で迎え、相手先発左腕ペレスに対して二塁の悪送球で出塁。続く4回1死三塁の第2打席ではセンター方向へ痛烈な打球を放つも、相手投手が好捕し、投直併殺打となった。その後、2点リードの7回先頭の第3打席では3番手左腕クラウディオに対して見逃し三振。8回1死一、三塁の第4打席では左腕フェイグルの前に空振り三振に倒れた。

 これでオープン戦13打席連続無安打で、24打数2安打9三振3四球、打率.083に。試合後、左腕への苦手意識について問われ、「苦手意識はないですけど、左を専門に抑えに来るピッチャーもいる。そういうピッチャーは左に対して特殊な球を持っている。そういう意味では打ちにくい部分もある」としながらも、「(日米で)特に違いはない。全体的なレベルだったり、一個一個の球種で見たことがない球種だったり、何を投げてくるかわからなかったりするので、そういう違いはありますけど、基本的に右左ではそんなに関係はない」と語った。

 また「よくなるように1日1日やっているし、そういう自信を持ちながらピッチャーに向かっていければ」と前を向き、「ストライクゾーンに関する認識はちょっとずつ進歩してきていると思う」と話した。

 一方、打ちにいったボールがファールとなる場面に触れつつ、「しっかりコンタクトしていく中でちょっとしたズレがあるんじゃないかと思う」と分析。2打席目の投手ライナーについても「いい感じでは捉えていたけど、多少さしこまれているのでグローブが間に合うタイミングになるんじゃないかと思う」と振り返っていた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)