鍋島直正像を撮影する時に、アングルを気にしなきゃいけない理由
佐賀藩10代藩主、鍋島直正の銅像が2017年春、佐賀城跡にお目見えした。戦時中の金属供出で姿を消したのだが、14年に生誕200年を迎えたこともあり、70数年ぶりに再建されたのだ。
佐賀の新たな観光スポット。記念写真を撮りたい観光客も多いと思うが、ここでの撮影はちょっとコツがいる。17年秋に現地を訪れたJタウンネット記者が、当時の写真とともに解説しよう。
背後にNHKの鉄塔が
まずは、正面から撮った写真をお見せしよう。
なにやら、背後に鉄塔が。もうちょっと、寄ってみよう。
エヌ、エイチ、ケー???
そう、鍋島直正像の背後にあるのは、NHK佐賀放送局だ。カメラのアングルによっては、鉄塔がもろに映りこむ。
なお、このNHK佐賀局は、もうすぐ佐賀県庁のそばに移転予定だ。同局公式サイトの発表(18年1月4日付)によると、新しい局舎は18年度下期に着工し、20年度下期に完成、21年度下期に運用開始する予定になっている。鍋島公と鉄塔のコラボが見られるのも、残すところあと数年だ。
この角度であれば(クレーンが入ってしまったが)違和感はない