100年ぶりに無敗記録に並ぶ! 強すぎるセルティックにプレミアリーグ電撃参入の噂が…
スコットランドの雄が歴史的記録に並んだ。現地時間10月28日のスコットランドリーグ12節のキルマーノック戦を1-1で終えたセルティックが、国内リーグ戦の無敗記録を「62」にまで伸ばしたのだ。
その無敗街道を歩み始めたのは、7-0で大勝した2015-16シーズンの最終節マザーウェル戦から。昨シーズンも開幕から負けなしを維持すると、7節から20連勝を記録するなど怒涛の勢いで勝利を収めて、スコットランドのリーグ戦では1898-99シーズンのレンジャーズ以来となる無敗優勝を達成した。
開幕3連勝と好スタートを切った今シーズンも、その強さは健在だ。英国メディア『BBC』によれば、スコットランドリーグで62戦無敗を達成したのは、1915年から1917年の間に、当時リーグ4連覇を成し遂げていたセルティックが達成して以来、100年ぶりの出来事だという。
指揮官のブレンダン・ロジャーズは、苦戦を強いられながらも偉大な記録に並んだことを喜んだ。
「選手たちの働きは称賛に値する。100年ぶりの記録に並んだのだからね。62試合も無敗を維持するというのは驚異的な成果であり、選手たちがそれだけのレベルにあることを示してくれている証拠だ」
一方、そのあまりの強さを嘆く声も少なくない。スコットランドでは、2012年に宿敵のレンジャーズが経営破綻で4部リーグに降格してから、セルティックがリーグ5連覇を成し遂げるなど、1強時代が続いている。昨シーズンも、セルティックと2位アバティーンとの勝点差は30も開いていた。
英紙『テレグラフ』の取材に応じた、元マンチェスター・ユナイテッドのヘッドコーチであるアーチー・ノックスは、「セルティックと同じレベルになるには、それだけの選手が必要だ。彼らには代表クラスが5〜6人もいる。アレックス・ファーガソンがレンジャーズを率いても、差は埋まらない」とコメントをしている。
そのため英国では、セルティックがスコットランドのリーグを離脱する可能性を指摘するメディアもある。『Mail Online』は、セルティックがかねてからイングランドのプレミアリーグ参入を狙っているとし、次のように綴った。
「プレミアリーグの挑戦は、クラブに約3倍の収入をもたらす。彼らは、1強状態にあるスコットランドからの越境を夢見ている」
他協会からプレミアリーグに参入しているクラブは、ウェールズのスウォンジーとカーディフが挙げられるが、スコットランドから加わったクラブはいまだ存在しない。
過去にない事例だけに現実味は薄いともいえるが、リバプールで活躍したスコットランド代表のレジェンドFWであるケニー・ダルグリッシュも、母国の名門のプレミア参入を推すひとりだ。
スコットランド紙『Daily Record』で、この伝説的ストライカーは「様々な問題を引き起こしかねない」としながらも、「セルティックの参入は、プレミアリーグのレベルを確実に高めてくれる」と語っている。
セルティックの無敗記録はどこまで伸びるのか? そして、水面下で噂されるプレミアリーグ参入は実現するのだろうか。
その無敗街道を歩み始めたのは、7-0で大勝した2015-16シーズンの最終節マザーウェル戦から。昨シーズンも開幕から負けなしを維持すると、7節から20連勝を記録するなど怒涛の勢いで勝利を収めて、スコットランドのリーグ戦では1898-99シーズンのレンジャーズ以来となる無敗優勝を達成した。
開幕3連勝と好スタートを切った今シーズンも、その強さは健在だ。英国メディア『BBC』によれば、スコットランドリーグで62戦無敗を達成したのは、1915年から1917年の間に、当時リーグ4連覇を成し遂げていたセルティックが達成して以来、100年ぶりの出来事だという。
指揮官のブレンダン・ロジャーズは、苦戦を強いられながらも偉大な記録に並んだことを喜んだ。
「選手たちの働きは称賛に値する。100年ぶりの記録に並んだのだからね。62試合も無敗を維持するというのは驚異的な成果であり、選手たちがそれだけのレベルにあることを示してくれている証拠だ」
一方、そのあまりの強さを嘆く声も少なくない。スコットランドでは、2012年に宿敵のレンジャーズが経営破綻で4部リーグに降格してから、セルティックがリーグ5連覇を成し遂げるなど、1強時代が続いている。昨シーズンも、セルティックと2位アバティーンとの勝点差は30も開いていた。
英紙『テレグラフ』の取材に応じた、元マンチェスター・ユナイテッドのヘッドコーチであるアーチー・ノックスは、「セルティックと同じレベルになるには、それだけの選手が必要だ。彼らには代表クラスが5〜6人もいる。アレックス・ファーガソンがレンジャーズを率いても、差は埋まらない」とコメントをしている。
そのため英国では、セルティックがスコットランドのリーグを離脱する可能性を指摘するメディアもある。『Mail Online』は、セルティックがかねてからイングランドのプレミアリーグ参入を狙っているとし、次のように綴った。
「プレミアリーグの挑戦は、クラブに約3倍の収入をもたらす。彼らは、1強状態にあるスコットランドからの越境を夢見ている」
他協会からプレミアリーグに参入しているクラブは、ウェールズのスウォンジーとカーディフが挙げられるが、スコットランドから加わったクラブはいまだ存在しない。
過去にない事例だけに現実味は薄いともいえるが、リバプールで活躍したスコットランド代表のレジェンドFWであるケニー・ダルグリッシュも、母国の名門のプレミア参入を推すひとりだ。
スコットランド紙『Daily Record』で、この伝説的ストライカーは「様々な問題を引き起こしかねない」としながらも、「セルティックの参入は、プレミアリーグのレベルを確実に高めてくれる」と語っている。
セルティックの無敗記録はどこまで伸びるのか? そして、水面下で噂されるプレミアリーグ参入は実現するのだろうか。