いよいよ開幕!今季のCLで見逃せない7つのこと

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12日、いよいよ2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、グループステージが開幕する。

レアル・マドリーが史上初の大会連覇を成し遂げた昨季のCL。

今季は彼らが3連覇を成し遂げるのか、それとも宿敵バルサやユーヴェの逆襲、また、ネイマールを補強したPSGが大躍進を遂げることになるのか。ワールドカップ前のシーズンだけに、選手はいつも以上に高いモチベーションで臨むことは間違いない。そんな大会の模様は、今シーズンも『スカパー!』が全125試合を生中継する。

今回は、今季のCLグループステージで特に見逃せないことについて各編集部に挙げてもらった。

PSG初優勝は?

パリ・サンジェルマンのファンとしては今年こそ期待したい。というか、CL優勝の賞金がなかったらどうなるのかと不安で仕方がない。エンバッペの金を払わなければ…。ファイナンシャル・フェアプレーはどうなるんですか…。

たぶん、ベスト8でバルセロナとぶつけられるよ!嫌だな!UEFAめ!(編集部K)

RBライプツィヒ

自称マイナー担当としてはアゼルバイジャンのカラバフを推したいところだが、それ以外ではRBライプツィヒだろう。

かのレッドブルグループは、南野が所属するオーストリアのザルツブルクを2005年に買収したが、11年で8度もリーグ優勝をしながら、CLはことごとく予備選で跳ね返され今年も敗退。一方、ライプツィヒはブンデス1部に昇格した昨季、いきなり“帝王”バイエルンに迫る2位に入り、めでたくストレートインでCL出場権を獲得した。

創設8年にしてレッドブルの悲願をあっさり達成した彼らは、CL初年度から旋風を巻き起こすことができるだろうか?(編集部H)

ナポリの躍進

欧州最高峰の舞台では毎シーズン「台風の目」が登場するが、今季その役を担いそうなのがナポリだ。

メルテンス、カジェホン、インシーニェの魅力的な3トップを筆頭に主力はほぼ残留し、チームの完成度は今大会でも屈指。昨季にクラブ史上最高位である「16強」を達成したが、その記録を更新するチャンスは十分にあるだろう。(編集部T)

フェイエノールト

EURO2016に続きロシアワールドカップでも予選敗退の危機に立たされているオランダ。クラブレベルでもUEFAのいわゆるリーグランキングで二桁順位(11位)に落ち込み、今季のCLプレーオフでは名門アヤックスがニースに敗れるなど厳しい状況は続いている。そうしたなかで、昨季18年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたフェイエノールトに注目したい。

2015年から指揮を執るジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト監督のもと、チームは今季も開幕から無傷の4連勝を飾っている。新戦力のジャン=ポール・ボエチウス(2年ぶりの古巣復帰)やサム・ラーションが早くもゴールを記録するなど状態は良好。13日に迎える初戦の相手は強豪マンチェスター・シティだが、ホームでどのような戦いぶりを見せてくれるか楽しみだ(編集部O)

香川真司の活躍

昨季後半戦は輝きを放った香川だが、肩の脱臼もあり再び厳しい立場に立たされている。

今季のCLでドルトムントは、トッテナム、レアル・マドリーといった強豪相手に戦う。欧州屈指の舞台で活躍できれば香川本人にとっても、そして日本代表にとっても、ワールドカップに向けてポジティブな要素になるはず。何よりCLで日本人が躍動するところを見たい!(編集部I)

準優勝チームの逆襲

さすがにレアル、バルサが勝つ展開には飽きがきてしまった。アトレティコ・マドリーやユヴェントスら準優勝に終わったチームにリベンジを果たしてもらいたい。

3バックに注目が集まる今、守備に目を向ければこの2チームほど統率のとれるチームもないだろう。そういう意味では同じく組織に優れるチェルシーでも良いがCLに新しい風を吹かせて欲しい。(編集部Q)

アンフィールドでのCLアンセム

これまで何百試合とCLを見てきたが、やはりアンフィールドの雰囲気は別格。なかでもYou’ll Never Walk Aloneで盛り上がりを見せた後のCLアンセムは鳥肌もので、どの会場にも醸し出せない情緒がある。

リヴァプールがCLに出場するのは3年ぶり。スティーヴン・ジェラードという特別な存在はいなくなったが、それでもスタジアムには荘厳な雰囲気になることだろう。もちろん、ナポリファンによる恒例の「CLアンセム」大合唱も楽しみ!(編集部S)