小出恵介

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 6月15日、小出恵介の所属事務所は、淫行騒動の相手となった17歳女性との間で示談が成立したことを発表した。6月9日発売の『フライデー』がスクープした、イケメン俳優の大失態はひとまず収束に向かっている。

「騒動発覚後、“女子高生ではなくシングルマザー”など、当事者や親族、またはその関係者と思われる人々のSNSが次々と明かされて、さまざまな憶測を呼んでいます。

 そして小出が“女性側から金銭を要求されていた”内情が報じられると、“ハニートラップ”“組織的な罠”という疑惑の目も向けられたのです」(ワイドショースタッフ)

 すると当の女性が『週刊文春』、そしてまたも『フライデー』に登場して“金銭は小出側からの申し出”と、潔白を主張。泥沼化しそうなところで示談成立となった。

 当初、開かれるとみられていた小出自身の会見も当面はないものとみられている。

「事実はどうであれ、17歳女性との飲酒、淫行をした蛮行は許されません。醜聞も各方面から漏れ聞こえたように、小出の自業自得という見方が大半です。が、騒動の舞台となった“ミナミ”では、有名人を狙った同じ類の“罠”が蔓延しているのも確かです」(在阪テレビ局関係者)

 大阪市中央区から浪速区にまたがる歓楽街、通称“ミナミ”。ネオン街が広がる北新地を中心とした北区の“キタ”と並ぶ夜遊びスポットだ。

「ミナミは居酒屋やバーが多く、どちらかというと足を踏み入れやすい街。個人経営であったり、ガールズバーであったり多種多様ですが、中でも紹介を要する“会員制”を謳うバーは、芸能人やプロスポーツ選手ら有名人の“遊び場”にもなっています」(前出・在阪テレビ局関係者)

 かつて小出も来店したという、キタのクラブを経営するオーナー男性が話す。

「有名人を連れたがる、いわゆる“タニマチ”や“取り巻き”連中が、女性をかき集めて場をセッティングするんです。“ワンナイトラブ”を楽しむミーハー女性も多いですが、ときに“ハニートラップ”に関わる女性が交じることがあります。彼らも女性の素性すべてを把握しているわけではありませんからね」

 “甘い罠”といえば暴力団関係者が手引きしているのかと思いきや、イマドキは敷居が低くなっているようだ。

「彼氏や友人、または周囲の悪い知人から“写真撮ってこいよ!”と、けしかけられるのです。またミーハー心で作為なく撮ってきた写真が悪用される場合もあるでしょう。

 すぐに拡散されてしまいますし、また連絡手段の発達もあって“どこに誰が来ている”などのリアルタイムでの情報が舞い込みやすいのです」(同・オーナー男性)

 もちろん、小出の件が“ミナミの罠”だったというわけではない。それでもオーナー男性は『フライデー』に載った彼の表情に注目する。

「私のお店に連れられて来たときは終始、仏頂面で“俺は芸能人”という横柄な態度が目につきました。そんな彼が緩みきった無防備な姿でツーショットまで撮らせるとは、よほど気を許せるお店、もしくは誰かが近くにいたのでは? 信頼していた相手が実はウラでは……、なんて話もなきにしもあらず、ですよ」

 ちなみに、この手に落ちるのは、たまに“出張”で訪れる来阪者ばかりなのだとか。

「例えば阪神タイガースの選手たちはキタの高級クラブが主戦場で、ミナミではほとんど遊びません。暴力団との関わりも含め歓楽街での振る舞いも指導されるからです。まあ、東京の人は、人懐っこいミナミの人間に人情を感じて気を許しやすくなるのかもしれないですね。それも彼らの手口なんですけど」(前出・在阪テレビ局関係者)

 甘いお誘いには、くれぐれも注意が必要だ。