高校最後の試合で負けたその場でグローブ出品 メルカリのCMが炎上「高校球児をバカにしすぎ」「喧嘩売ってる」
フリマアプリ「メルカリ」の新CM『サヨナラ青春篇』に、「高校球児をバカにしすぎ」などといった批判や意見が寄せられ、炎上状態となっている。
『サヨナラ青春篇』は、高校球児の最後の夏が舞台のCM。一打逆転のピンチを迎え、「俺たちの青春をかける!!」と投げた一球は、バッターに打ち返されスタンドに一直線。チームメイトには悲壮感が漂い、外野手は必死に打球を追いかける。そんな試合の最中、ベンチに腰掛ける一人の補欠選手は、「あーいったねこれ!」と他人事のような反応。さらに、「はい!売ろ!」とその場でグローブを撮影し出品。出品後は、敗戦を悲しむチームメイトに加わり、先ほどまでの明るい表情を一変させ悔しがる。
メルカリは、素早く出品が完了することをコミカルに表現したとしているが、ネットでは不快に感じた人からの声が殺到。思い入れのある品を躊躇なく売ることや、補欠選手の軽薄な人物像に批判が多数寄せられている。
「こりゃ笑えんわ。高校球児をバカにしすぎ」
「めっちゃムカつくわ ベンチの選手のこと、なめすぎ てか、野球自体なめすぎ」
「思い入れのある品をあんな平気で売ろうとする精神が理解できないし打たれた瞬間にヘラヘラして諦めてるのもやっぱり理解できない」
「他の物をCMにしてもあかんやろ 他のどんな競技で頑張ってる人に対しても失礼でしょ 思い出を金にしてる時点でアウトやろ」
「スポーツやってる連中に喧嘩売ってやがる」
「メルカリの運営自体が物に対しての愛着とかそういうのがそもそも無いんだろうな」
一方では、「いや、まぁ頑張った人からしたらクソCMかもしれんけど、わいは畜生具合がすきよ」、「普通に面白い気がするw ブラックジョークも通じないなんて」と理解を示す声もあがっている。メルカリは昨年、店舗で試着した靴を買わず、後でメルカリで安く買うという内容のCMでも炎上していた。