米マイクロソフト、アドウェアのクラリア買収で交渉中か
AFX通信によると、マイクロソフトは、アドウェアを開発するシリコンバレー企業クラリアの買収について過去2週間にわたって交渉を行っていると、ニューヨーク・タイムズが報じた。クラリアは旧社名をゲイターといい、ポップアップ広告とウエブサイト利用者を追跡するアドウェアという分野のソフト「ゲイター」で知られている。交渉に近い筋によると、買収のために最近提案された価格は5億ドル(約550億円)とみられている。
「ゲイター」は、ウエブ上で利用者が訪れるサイトなどの情報を収集、個人の嗜好にあった広告を送るソフトで、ネットでのプライバシーを守る立場から常に批判を受けており、マイクロソフト内部でも買収には反対意見があるとしている。マイクロソフトに近い筋は29日夜、交渉は決裂する公算が強いと伝えていた。【了】
「ゲイター」は、ウエブ上で利用者が訪れるサイトなどの情報を収集、個人の嗜好にあった広告を送るソフトで、ネットでのプライバシーを守る立場から常に批判を受けており、マイクロソフト内部でも買収には反対意見があるとしている。マイクロソフトに近い筋は29日夜、交渉は決裂する公算が強いと伝えていた。【了】