義大時代の陽建福投手

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(台北 14日 中央社)日本の独立リーグ、四国アイランドリーグplus(四国IL)でプレーした陽建福投手(37)が台湾プロ野球、統一セブンイレブン・ライオンズに入団することが分かった。同球団が13日明らかにした。

月給12万台湾元(約44万円)で契約合意に達しており、3月下旬に開幕するレギュラーシーズンではリリーフとして起用される方針だという。

台湾原住民(先住民)アミ族出身で、切れ味鋭いスライダーが武器の陽。2003年のプロデビュー後、球界を代表する投手の1人として活躍し、14年に通算80勝を達成した。

だが、15年は未勝利(1敗)に終わり、義大ライノズ(現・富邦ガーディアンズ)を自由契約となった。16年、現役続行のため四国に渡り、愛媛マンダリンパイレーツの投手陣で最多の6セーブを挙げ、連覇に貢献した。

昨オフ、FA(フリーエージェント)権を行使して日本ハムから巨人に移籍した陽岱鋼外野手と親戚関係にある。

(林宏翰/編集:羅友辰)