「近所のおばあさんの嫌がらせ。無視、監視、夜中に演歌...その原因はささいなことだった」(千葉県・20代男性)
千葉県のRさん(20代男性・会社員)が数年前に住んでいた場所で体験したのは、隣人に住む老人の無視や騒音というご近所トラブルだった。
こちらから挨拶をしても一切反応のないおばあさん。彼女がトラブルメーカーになったきっかけは、とても些細なことだった。
引っ越し先で待っていた隣人からの嫌がらせ
私の父親は転勤族だったために、子どもの頃から数回の引っ越し経験がありました。
数年前に静かな住宅街の戸建てに引っ越しをしたときのことです。
当時私たち家族は、新しい引っ越し先での家具を買い替えたり新居の掃除をしたりなどが忙しかったために、隣人宅への引っ越しあいさつのタイミングを逃してしまいました。
もちろん後日きちんとあいさつに行くつもりでいましたが、家族の仕事や学校もあったためについつい先延ばしになっていました。見知らぬ街にも慣れてきてそんなことが気になっていた頃から、近所のおばあさんからの嫌がらせが始まったのでした。
70代くらいのそのおばあさんは、私たち家族があいさつをしても全く返してくれることもなく、一切無視でした。
エスカレートする嫌がらせの行く末は
おばあさんの嫌がらせは日に日に増していきました。
無視されることはもう仕方ないと諦めてこちらも無反応を示すようになると、今度は監視が始まったのです。我が家の周りをグルグルと周り、家の中をのぞきこむようになりました。長い時では一日中監視されていることもありました。
画像はイメージです(Danielle Scottさん撮影、Flickrより)
さらには、深夜に大音量で演歌を流す嫌がらせをされたこともあります。
無視に監視に騒音と重なり、さすがにその時は家族全員が精神的に参ってしまいました。
警察に通報することもできたと思いますが、できるだけ穏便に済ませたかったので、私たち家族はギリギリまで通報することは避けていました。
私は男なので呆れた思いで見ていたのですが、母親や姉はかなり恐怖も感じていたようで辛かったと思います。
そのおばあさんとは別の近所の方と話した時に聞いた話では、やはり私たち家族の引っ越し当時のあいさつが原因だということでした。父の転勤で結局その土地を離れることになり、今は平穏な暮らしができています。
あいさつのことについては反省をしますが、その代償としてはあまりにも酷い嫌がらせだったので、今思い出しても腹が立ちます。
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