「愛車のアイドリング音に近所から苦情。スポーツカーは音が命なのに...」(富山県・20代男性)
富山県に住むGさん(20代男性・会社員)が今も気を使いながら過ごすのは、愛車のスポーツカーの騒音問題についてだ。
ご近所トラブルに多い騒音問題とうまく付き合っていくことはできるのか? Gさんの経験から考える近所付き合いとは。
愛車にクレーム? アイドリングに文句
20代の会社員です。
実家暮らしの独身。あまり人付き合いも広い方ではありませんが、その私の数少ない大切な趣味が、車です。愛車はスポーツカー。数年前の購入以来(当時は相当無理をしました)、マフラーも凝ったものを取り付けるなど、とにかく大切に扱ってきました。
職場は近いために通勤には車を使っていませんでしたが、休日になると家の前で車をいじったり磨いたり、エンジンをかけてアイドリングするのが、何よりの楽しみでした。
画像はイメージです(Ernesto Andradeさん撮影、Flickrより)
すると、このアイドリングについて近所の40歳前後の男性からクレームが来てしまったのです。音が気になるのでやめて欲しいということでした。
確かに、スポーツカーなので音は楽しみたいと思っていましたが、近所の方の迷惑になることがわかったので、控えなければいけないなと最初は反省しました。
しかし、よくよく考えてみると私の車のマフラーには消音装置も付けてあり、ほかのスポーツカーよりは音が出ないように気を使っています。「気になるほどの音ではないのではないか」「相手が神経質すぎるのでは」という思いがわいてきました。
私が素直に聞き入れられなかったのには、苦情を言ってきた男性の家からも騒音があるからという理由もありました。
近所付き合いは我慢が必要
音が気になると言って来た男性宅は私の家から数件隣ですが、男性の家で飼っている室内犬の鳴き声は毎日とてもよく聞こえます。しかもそれは10年ほど前からのことでしたが、ご近所付き合いもあるということでこちらから苦情を言ったことはありませんでした。
今回、車に関して苦情を言われたことでカチンと来た私は、こちらも犬の鳴き声がずっと気になっているということをつい言ってしまいました。そして案の定さらに揉めることになってしまいました。
結局、親が間に入り、先方にも詫びを入れ、こちらも車の音は気を付ける、と約束したことで、ひとまずことは収まりました。
一時的な揉め事で終わったから良かったものの、近所同士で意見を言い合うと結果的に面倒なことになることが身を持って分かりました。ご近所付き合いの難しさを改めて思い知らされましたね。
近所への苦情はお互いの気を悪くするものだということを念頭に置き、お互いに我慢しながら日々を過ごしていくことに慣れていくこと、ある程度は割り切った付き合いをしなければいけないということを知ることができた良い経験でした。
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