人気メニューのひとつ「チキン南蛮」はタルタルソースがたまらない！

遂に第8回目を迎えるこの連載、今回の舞台は、超高層ビル群の輝きも眩しい西新宿。

颯爽と現れた癒し系美女は、外食大手チェーン『マクドナルド』本社で秘書を務める山口洋子さんだ。

入社して9年、新宿歴も9年という山口さんだけに、「この辺りのお店はだいたい制覇しています！」と頼もしいお言葉。早速お気に入りの店をヒアリング開始！



お気に入りの「チキン南蛮」には、添えられたビネガーをたっぷりかけて食べるのが山口さん流。「タルタルソースも絶妙なおいしさなんですよ」
雰囲気、コスパ、栄養バランス…わがままランチを叶える『wine no Ruisuke zeRo』

この連載が始まって以来、初の秘書職のゲストとして登場してくれた山口さん。秘書というと華やかな世界を思い浮かべがちだが、「
秘書って上司のスケジュールに合わせてデスクに張り付きのこともあれば、会議準備や社内の調整事で動き回ることもあって、エネルギーの要る仕事かもしれません。」とひとこと。

それだけに、「きちんと外で食べられるランチタイムは、思い切り安らぎたい！」というのが本音のよう。

「リラックスできる雰囲気は大事なポイント。それから、やっぱりコスパがよくて、栄養バランスがいいものを食べたい。あと、色々選べたりするランチだと、女子は喜んでしまいますよね！」そんな数々の厳しい（？）条件をクリアした店のひとつが、この『wine no Ruisuke zeRo』。

『マクドナルド』の本社近くにあるワインレストランだ。「ここのランチはサラダの増量ができるし、ご飯の量も調整可能。料理のバリエーションもあるし、何よりこれだけ食べて800円！ うれしいですよね」と太鼓判を押す山口さん。



三浦半島から届く朝採れベビーリーフをふんだんに使った「梅香るニース風サラダ」は750円。まろやかな自家製梅ドレッシングとチーズがベストマッチ！
こだわりの鶏料理と日本ワインのマリアージュ、そして抜群のホスピタリティ

山口さんが特にお気に入りなのは、「チキン南蛮」。醤油ベースのタレに漬け込んだ鶏むね肉を柔らかく揚げ、玉ねぎの食感が小気味よい自家製タルタルソースをかけた1品だ。「こんなに大きくてジューシーなのに、さっぱりしているのでストンとお腹に収まるんです」。

ランチ利用でいたく感動した山口さん、その後、会社の懇親会もこちらで開催。曰く「お酒の種類も豊富だと好評でした」。店名通り、ワインの品ぞろえには自信アリという『wine no Ruisuke zeRo』。料理とワインのマリアージュは言わずもがなだ。



香ばしさに食欲をそそられる、炭火焼きの「ハラミのサルサソース」540円。ソースにはグレープフルーツなどが使われ、さっぱりフルーティな味わい

ちなみに、店の名物は朝締めの「大山鶏」をカラッと揚げた「丸鶏の素揚げ」。ひと口かぶりつけば、旨みの詰まったた肉汁があふれ出る逸品だ。

その丸鶏を含め、料理メニューは全品1,000円以下というから驚き。「懇親会でも予算が3,000〜4,000円ほどで、リーズナブルでしたよ。しかも、ホスピタリティがとてもいいんです。やっぱりフードビジネスに関わる身としては、そこも気になりますね」。

同業者も認める良店として覚えておくべし！


西新宿って、美味しいものあるの？　あるんです‼



女性に大人気の「新鮮ウニのクリームパスタコース」2,300円（土日祝日は2,580円）。前菜の盛り合わせに、ウニのクリームパスタとデザート3種盛りがセットになったランチ限定コース
名店の味を500円で！『LA BETTOLA per tutti 新宿本店』の超お得なテイクアウト

日本を代表するイタリア料理の名店、『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』から暖簾分けを許されたカジュアルイタリアンがこちら。イタリア語で�イ澆鵑覆凌�堂�イ魄嫐�する店名通り、昼間は大きな窓からたっぷりの陽光が差し込み、開放的な空間も魅力。それゆえ、ランチタイムは連日賑わいをみせる人気店だ。

がしかし、山口さん的攻略法は、断然テイクアウト！「私がおすすめしたいのはお弁当です。スープorサラダ、小ぶりのフォカッチャまで付いて500円と本当にリーズナブル。しかも、月曜限定で販売される『ステーキ弁当』は、パスタのほかにステーキも入って700円なんです。本当にお得ですよね」と力説が止まらない。

「ロッソ（赤）とビアンコ（白）の2種から選べるのもうれしいポイント。社内の女子の間でも、よく話題に上るお弁当なんですよ」。早々に売り切れることもあるためか、知る人ぞ知る存在のこのお弁当。西新宿にいなくとも、わざわざ足を運んでありつきたい。




メニューは驚異の70種類超えを誇る『ハシヤ』。その頂点に立つのが、こちらの「タラコとウニとイカのスパゲティ」1,404円だ
ときどき無性に食べたくなる、食べ応え満点のスパゲッティといえば『ハシヤ』

「私、人にびっくりされるくらい食べるんですよ」とはにかむ山口さん。
美しい姿勢・スタイルへの憧れからダンスを始めて10年以上になるそう。

仕事帰りにレッスンに立ち寄ることも多く、そんなときはランチでがっつりとエネルギー補給！「今日は1.5食くらい食べるぞ！というときに、足が向くのが『ハシヤ』さんです（笑）」

和風スパゲッティの老舗で、系列店は都内に20店舗以上。山口さんも、以前赤坂にあった店が好きだったことから、この新宿店にも通い出したのだそう。どこか昭和を感じさせる内装や、“スパゲティ然”としたメニュー（“パスタ”に非ず！）にもファンが多い。

「自宅では出せない濃厚な味のスパゲティ。食べるのはいつも『タラコとウニとイカのスパゲティ』一択です。ほかのメニューも気になってはいるものの、たまに行くといつも結局同じものを選んでしまうんですよね（笑）」。




ふっくらした食感がたまらないほっけ。すっきり系の日本酒「東北泉」との相性も抜群。季節によりメニューは異なる（写真は一例）
内緒話はここで？ オフィスから少し離れた隠れ家的ランチ処『魚々子』

「西新宿は、魚料理が食べられるお店が意外と少ないんです。『魚が食べたい！』と思ったときに行くのがこちらの店」と山口さんがおすすめする『魚々子』は、築地から仕入れる新鮮な魚介類がウリの1店。

「新宿の高層ビル群から少し離れて、仕事仲間と落ち着いた空間で語りたい時に足を運んでいます。ちょっとした相談事や内緒話をしたいとき、人を誘って行くお店です」。店内中央には大きな囲炉裏が鎮座する。「空間の雰囲気や、器のチョイスも素敵なんです」。

山口さんはもっぱらランチ利用だが、ディナーもおすすめ。全国の地酒がずらりと揃い、日本酒好きにはぴったりの店だ。炭火でじっくり焼き上げた旬の魚とともに、熱燗をぐいっと一杯。この時期は、そんな冬の醍醐味を楽しみたい。



■今回ご協力いただいた『日本マクドナルド株式会社』
「ビッグマック」「マックフライポテト」「マックシェイク」などの商品でおなじみの世界的ハンバーガーチェーン。日本では1971年に1号店となる銀座店をオープン、現在は全国に約2,900店舗以上を有する大手ブランドである。レストラン業務のかたわら、食育支援、学童野球など子供のスポーツ支援、ドナルドマクドナルドハウスなど、社会や地域への貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
http://www.mcdonalds.co.jp/