豊作のドラフト会議2016を振り返る！注目の広島カープの獲得状況は？
こんばんは、伊村製作所・吉村 卓也です！！
というのはさて置き、今回は『スターを見つけ出せ！！』連載4回目です。今日も高校野球についてバリバリ語っていきますので、皆様ぜひ読んで下さいね！
その前に、どうしても言わせて頂きたいことがあります。
日本シリーズでも地元広島が強い！！！…他球団ファンの方すみません（笑）ですがさすがに喜んでも良いでしょ？25年振りとなるリーグ優勝を果たし、もしも、もしも日本一になれたら驚きの32年振りの日本一ですよ！？広島では日本シリーズの視聴率53．8%なんです！そりゃあもう広島県民としては熱くもなりますよ。
日本シリーズ第2戦では、同級生である野村 祐輔が先発で出場し、6回を1失点で抑え、見事日本シリーズ初白星を挙げました。リアルタイムでテレビで見ていた僕は、…嬉し泣きしました。
野村といえば、第89回夏の甲子園決勝という大舞台で逆転満塁ホームランを打たれ、惜しくも甲子園優勝を逃した男です。正直、日本シリーズという大舞台で投げる野村の姿を見ていると、その時の悪夢を思い出してしまって、当時の野村の姿と重ねて見てしまっていたのですが…
そんな自分は馬鹿でした。
日本シリーズのマウンドには、高校時代を共にした野村 祐輔ではなく、日本球界を代表するピッチャー、野村 祐輔の姿がありました。ここにくるまでの努力を考えたら同級生として、やっぱり涙止まりませんよね・・・それと同時に活力を貰いました！！よし、伊村製作所も頑張って大きくなるぞ〜〜！！
と、プロ野球の話はここまでとして。今日は、先日行われたドラフト会議について書いていこうと思います！！
今年は大学野球がとても豊作の年でしたから、高校生で一位指名はなかなか難しいだろうなと思っていましたが…
今井 達也投手（作新学院）西武ドラフト1位！！藤平 尚真投手（横浜）楽天ドラフト1位！！寺島 成輝投手（履正社）ヤクルトドラフト1位！！
来ましたね〜！！さすがは甲子園を盛り上げた怪物達！！一位じゃないと獲れませんよね。
故郷広島の広島新庄高校の堀 瑞輝投手も、外れ1位ではありましたが、見事！！日本ハム、ドラフト1位に選ばれました！！
そして、個人的に最も楽しみな投手がソフトバンクにドラフト2位で指名されていました！！
「北の超特急」古谷 優人投手（江陵）MAX154キロの直球に、キレのあるスライダー。「北の超特急」「北の奪三振王」の異名を持つ古谷君は、甲子園に出場していたら間違いなく世間を騒がせた選手でしょう。
鈴木 将平 （静岡）
今年は高校野球も大学野球も、稀に見る投手が豊作な年でしたね〜。まあプロの世界は投手偏重ですからね。一軍は野手16〜17人、投手11〜12人で編成されますから即戦力として使える投手獲得を狙うのはわかります。
ですが！ですが、この順位で良く獲れたなと思う野手がたくさんいます！！
中日ドラフト3位、石垣 雅海選手（酒田南）高校通算37本塁打！投げれば遠投100メートル！50m5秒9の俊足！それでいて、高校では一年生では三塁手。二年生ではライト。三年生では遊撃手とポジションの転向を繰り返しているんです。これはポジションが定着していないわけではありません。どこでも出来るセンスがあるんです！！その選手がドラフト3位か…。よく獲れたなと思います。
ソフトバンク3位、九鬼 隆平選手（秀岳館）高校日本代表の4番ですよ！？パンチ力もある！足も早い！肩も良い！名前もかっこいい！！！！まあソフトバンクは1位で創価大の田中 正義投手を獲得し、2位で古谷君を獲ったので3位という順位はうなずけますが…2位には入ってくると思ってました。
そしてそしてなんと言ってもこの選手。西武4位、鈴木 将平選手（静岡）高校No. 1野手と言っても過言ではない選手なんです！高校通算21本塁打！左右に打ち分けるバットコントロールはピカイチ！50m5秒8の俊足！高校日本代表にも選ばれて、U-18アジア選手権で誰よりもいち早く木製バットにも対応してきたのは彼だと思います。いや〜正直1位はなくとも、外れ1位には入ってくると思ったのですが。やはり今年は投手陣の層が厚かったですね、バームクーヘンくらい厚い層でした。
それにしてもドラフト会議は、毎年チームカラーが出ますね。
例えば広島カープでいうと、今年指名した6名の選手のうち、4名が高校生選手でした。甲子園ビック3の高橋 昂也投手（花咲徳栄）、坂倉 将吾捕手（日大三高）、アドゥワ 誠投手（松山聖陵）、長井 良太投手（つくば秀英）。これは期待値や、個々の潜在能力での人選に思えます。カープは選手を育てるのが非常にうまい球団ですから、ひと回りもふた回りも逞しくなった選手の姿が近い将来見れると思います。
そして寺島 成輝投手を1位指名したヤクルト。今年は防御率がリーグ最下位だったこともあり、投手5人、捕手1人を指名しました。一位の寺島君始め、梅野 雄吾投手（九産大九産）、古賀 優大捕手（明徳義塾）。結果次第では、来年の開幕一軍スタートもあり得るかもしれませんね。
阪神と巨人は野手重視の人選でしたね。両チーム共に、今年はチーム打率も得点もあまり良い結果ではありませんでしたからね。
とにかく、2016年の高校野球を盛り上げてくれてた高校球児達が。次はプロの世界でまた僕らを盛り上げてくれる日を心より楽しみにしてます！！
そして、春のセンバツをかけた地区大会も白熱してきてますね！次のコラムは、来年の高校野球を盛り上げてくれるであろう選手をたくさん紹介していこうと思います！題して『来年のドラフトスターを探し出せ！！！』お楽しみに！！
今回もお付き合いありがとうございました！！
伊村製作所、吉村 卓也。
吉村 卓也（よしむら・たくや）伊村製作所（アミューズ）出身地：広島県身長体重：166センチ52キロ生年月日：1990年2月4日特技：野球、バスケットボール、目を真ん中によせること趣味：読書、ギター、映画上記データは掲載時のものとなります。
