気象庁は1日、5月の天候まとめを発表した。東日本と西日本では移動性高気圧に覆われて晴れる日が多かったため少雨・多照となり、特に徳島や山口など西日本の5地点で月間日照時間の最大値を更新した。

 月降水量は、北日本の日本海側では平年並みだったが、その他は全国的に少なく、東・西日本の一部では平年の40%未満になった所もあった。

 月間日照時間は、北日本と南西諸島では少なかったが、東・西日本で多く、特に西日本では平年の120%以上となった所が多かった。特に山口、徳島、広島県の呉、兵庫県の洲本、大分県の日田では、5月の月間日照時間の最大値を更新した。【了】