【大ブームのクラシックカー】中古車ショップ店員イチオシの車は？
TOKYO FM「シンクロのシティ」のコーナー「Voice of Tokyo」では、ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、様々な人々に声をかけ、1つのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。
7月13日のテーマは「中古車ボイスカタログ〜ウチでいまイチオシの車〜」でした。今、世界中でクラシックカーが大ブーム。電気自動車に自動運転車の開発……そんな最新テクノロジーと逆行して広がるクラシックカー人気。懐かしい思いから旧車を求める人も多くなっています。そこで番組では都内のこだわり中古車ショップの方に登場してもらい、「イチオシの車」や「クルマ愛」を語ってもらいました。
（TOKYO FM「シンクロのシティ」2016年7月13日放送より）
【7月13日のテーマ】
「中古車ボイスカタログ〜ウチでいまイチオシの車〜」
◆大泉の旧車専門店「レッドメガフォン」オーナーの今井努さん
今は「ハコスカ」と「ケンメリ」ですね！
ハコスカっていうのは昭和43年から生産された日産のスカイラインのことを言って、形が箱っぽいのでハコスカってニックネームが付いてます。
ケンメリはハコスカの後のモデルで、昭和47年に生産されたスカイラインです。
ケンとメリーという男女が愛を育む為の車という意味で、そこからニックネームが付けられました。
ケンメリは国内モデルなので日本で生産されて日本で動いてました。
（旧車の魅力ってなんでしょう？）
まずはデザイン！ 非常にこだわっているんですよね。一台一台に個性がある！
それと走っている時の“走ってる”感（笑）！
昔の車は今の車みたいに当たり前に走らないので、走っている感動がある。
基本的にパワステが無い、クラッチも重い、マニュアル車ですし（笑）。
正直言って乗りやすい車ではないんですよ。だから余計に走っている感があります。
◆上野毛のミニ専門店「インフィックス」で働く下平直樹さん
（実際にミニがすきなんですか？）
そうですね。個性的で歴史があって他にはない魅力がいっぱいある車だと思うので。
基本設計が50年以上前の車で、その形を残したまま現代でも走れている。
ごく一部のマニアの人だけじゃなくて一般の人も乗れるこういう古い車ってミニくらいじゃないかな。それでいて乗っていて楽しい。踏み込めばスポーティな走りもできる。
ミニの魅力はこの可愛さ、スタイルにあると思うんですね。
可愛い車に乗りたいっていう気持ちだけでお店にいらしていただければ、私たちも魅力を伝えられるように案内させていただきます！
◆等々力のイタリア車・フランス車専門店「コレツィオーネ」で働く成瀬健吾さん
イチオシはフェラーリの「F355F1スパイダー」という車です。
内装も外装も綺麗で、車に愛着のある方がずっと持っていたい1台だと思います。
流麗なデザインと、スパイダーということで、屋根が全て開きます。
週末のドライブを楽しんだり、夜の高速道路を流したり。
シルエットを楽しみながらお酒を飲んだりと、“見て楽しむ”という使い方もできると思います。
移動の手段ではなく、趣味性の強い車ですね。
（成瀬さんから見た、フェラーリのグっとくるポイントは？）
右斜め後ろとか、後ろから見た姿。車は前から見たイメージもありますが、僕は斜め後ろからのサイドラインが好きです。
ここにエンジンがあって、ここから音がするんだ、こういう匂いがするんだと、五感で楽しめる車だと思います。
車は移動の手段として考えがちですが、同じ空間を移動するにおいて、こだわりを持って楽しむのはいいことです。
◆多摩川のアメ車マッスルカーを主に扱うお店「城南ジープ プチ」で働く安江友未人さん
オススメは1995年のフォードのピックアップトラック。
21年前の塗装のままのもの。小さな傷がありますが、そこも可愛いと思ってください。
女性も可愛いと思う感じの1台。内装もベージュでアメリカっぽいんです。
ピックアップトラックは横に3人しか乗れませんが、引っ越しとかでガンガン使っちゃってください。
エンジンは、アメリカの昔ながらのV8というもの。5000ccなので、高速でもゆったり走れます。
こういう車でしたら、アメリカの音楽をかけたりするのもいいですね。
私でしたら、イーグルスとか、アメリカのFMでかかってそうな曲を聴きながら、ゆっくりドライブしたいです。
【旧車の輝きを知る40、50代の男性たち】
今回は中古車屋さん限定で話を伺ったので、クルマ愛がさく裂したオンエアになりました。クラシックカーブームは、「走り屋」全盛期の人たちの子育てが終わり、ファミリーカーからもう一度自分の好きな車に乗りたいと思い始めたこともきっかけの一つだそう。旧車の魅力を十分に知っている40代50代が牽引するブームなんですね。「男のロマン」といったところでしょうか。
良いものに乗ることによって、自分自身もそれに見合う人間になろうと思わせてくれる……車にはそんなパワーがあるのかもしれません。
【本当に好きな車と、人生を共にしたい】
パーソナリティの堀内貴之は今回の東京の声を聴き、こんなコメントをしていました。
「クラシックカーブームは今の時代と逆行してるブームなんですけど、僕なんかは昔映画なんかを見て、“キレイな車だなぁ”と子ども心に思っていて。今の時代はどのメーカーも似たようなものを出しているイメージですけど、ほんの数十年前なのに全然違う世界のように思えますね。自分の人生で乗れる車なんて、数台しかない。どうせ乗るなら本当に好きな車と一緒に居たいですよね。今日聴いてて本当にそう思いました。
自分の好きな車乗って、自分の好きな場所にフラッと行く……いいですねぇ。いつか僕にもそんな日が来るといいなと思います」
幼いころに感じた憧れは、大人になっても捨てがたいもの。
皆さんの心の琴線にふれる車は、ありましたか？
【あわせて読みたい】
★あの「白洲次郎」が、愛車を手放した理由とは？ http://tfm-plus.gsj.mobi/news/OUBOKYp0AW.html
★「私はコレで失敗しました」お酒編 http://tfm-plus.gsj.mobi/news/2A33xu7YKw.html
★婚活女子必見！ 結婚するなら“○○県男子!?” http://tfm-plus.gsj.mobi/news/40fnual6BN.html
＜番組概要＞
番組名：「シンクロのシティ」
放送日時 ：毎週月〜木曜15：00〜16：50
パーソナリティ：堀内貴之、MIO
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/city/
7月13日のテーマは「中古車ボイスカタログ〜ウチでいまイチオシの車〜」でした。今、世界中でクラシックカーが大ブーム。電気自動車に自動運転車の開発……そんな最新テクノロジーと逆行して広がるクラシックカー人気。懐かしい思いから旧車を求める人も多くなっています。そこで番組では都内のこだわり中古車ショップの方に登場してもらい、「イチオシの車」や「クルマ愛」を語ってもらいました。
【7月13日のテーマ】
「中古車ボイスカタログ〜ウチでいまイチオシの車〜」
◆大泉の旧車専門店「レッドメガフォン」オーナーの今井努さん
今は「ハコスカ」と「ケンメリ」ですね！
ハコスカっていうのは昭和43年から生産された日産のスカイラインのことを言って、形が箱っぽいのでハコスカってニックネームが付いてます。
ケンメリはハコスカの後のモデルで、昭和47年に生産されたスカイラインです。
ケンとメリーという男女が愛を育む為の車という意味で、そこからニックネームが付けられました。
ケンメリは国内モデルなので日本で生産されて日本で動いてました。
（旧車の魅力ってなんでしょう？）
まずはデザイン！ 非常にこだわっているんですよね。一台一台に個性がある！
それと走っている時の“走ってる”感（笑）！
昔の車は今の車みたいに当たり前に走らないので、走っている感動がある。
基本的にパワステが無い、クラッチも重い、マニュアル車ですし（笑）。
正直言って乗りやすい車ではないんですよ。だから余計に走っている感があります。
◆上野毛のミニ専門店「インフィックス」で働く下平直樹さん
（実際にミニがすきなんですか？）
そうですね。個性的で歴史があって他にはない魅力がいっぱいある車だと思うので。
基本設計が50年以上前の車で、その形を残したまま現代でも走れている。
ごく一部のマニアの人だけじゃなくて一般の人も乗れるこういう古い車ってミニくらいじゃないかな。それでいて乗っていて楽しい。踏み込めばスポーティな走りもできる。
ミニの魅力はこの可愛さ、スタイルにあると思うんですね。
可愛い車に乗りたいっていう気持ちだけでお店にいらしていただければ、私たちも魅力を伝えられるように案内させていただきます！
◆等々力のイタリア車・フランス車専門店「コレツィオーネ」で働く成瀬健吾さん
イチオシはフェラーリの「F355F1スパイダー」という車です。
内装も外装も綺麗で、車に愛着のある方がずっと持っていたい1台だと思います。
流麗なデザインと、スパイダーということで、屋根が全て開きます。
週末のドライブを楽しんだり、夜の高速道路を流したり。
シルエットを楽しみながらお酒を飲んだりと、“見て楽しむ”という使い方もできると思います。
移動の手段ではなく、趣味性の強い車ですね。
（成瀬さんから見た、フェラーリのグっとくるポイントは？）
右斜め後ろとか、後ろから見た姿。車は前から見たイメージもありますが、僕は斜め後ろからのサイドラインが好きです。
ここにエンジンがあって、ここから音がするんだ、こういう匂いがするんだと、五感で楽しめる車だと思います。
車は移動の手段として考えがちですが、同じ空間を移動するにおいて、こだわりを持って楽しむのはいいことです。
◆多摩川のアメ車マッスルカーを主に扱うお店「城南ジープ プチ」で働く安江友未人さん
オススメは1995年のフォードのピックアップトラック。
21年前の塗装のままのもの。小さな傷がありますが、そこも可愛いと思ってください。
女性も可愛いと思う感じの1台。内装もベージュでアメリカっぽいんです。
ピックアップトラックは横に3人しか乗れませんが、引っ越しとかでガンガン使っちゃってください。
エンジンは、アメリカの昔ながらのV8というもの。5000ccなので、高速でもゆったり走れます。
こういう車でしたら、アメリカの音楽をかけたりするのもいいですね。
私でしたら、イーグルスとか、アメリカのFMでかかってそうな曲を聴きながら、ゆっくりドライブしたいです。
【旧車の輝きを知る40、50代の男性たち】
今回は中古車屋さん限定で話を伺ったので、クルマ愛がさく裂したオンエアになりました。クラシックカーブームは、「走り屋」全盛期の人たちの子育てが終わり、ファミリーカーからもう一度自分の好きな車に乗りたいと思い始めたこともきっかけの一つだそう。旧車の魅力を十分に知っている40代50代が牽引するブームなんですね。「男のロマン」といったところでしょうか。
良いものに乗ることによって、自分自身もそれに見合う人間になろうと思わせてくれる……車にはそんなパワーがあるのかもしれません。
【本当に好きな車と、人生を共にしたい】
パーソナリティの堀内貴之は今回の東京の声を聴き、こんなコメントをしていました。
「クラシックカーブームは今の時代と逆行してるブームなんですけど、僕なんかは昔映画なんかを見て、“キレイな車だなぁ”と子ども心に思っていて。今の時代はどのメーカーも似たようなものを出しているイメージですけど、ほんの数十年前なのに全然違う世界のように思えますね。自分の人生で乗れる車なんて、数台しかない。どうせ乗るなら本当に好きな車と一緒に居たいですよね。今日聴いてて本当にそう思いました。
自分の好きな車乗って、自分の好きな場所にフラッと行く……いいですねぇ。いつか僕にもそんな日が来るといいなと思います」
幼いころに感じた憧れは、大人になっても捨てがたいもの。
皆さんの心の琴線にふれる車は、ありましたか？
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＜番組概要＞
番組名：「シンクロのシティ」
放送日時 ：毎週月〜木曜15：00〜16：50
パーソナリティ：堀内貴之、MIO
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/city/
