「iPhoneから送信」って何アピール? そのメール、「ウザイ」と思われているかも

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iPhoneからメールを送ると、文末に「iPhoneから送信」という文言が入る。
何だろうな、と思いつつも、そのまま送信している人も多いのでは?

でもこの文言が、受け取った相手をいらつかせているかもしれないのだ。




●「iPhoneから送信」はウザイ?
iPhoneから送信」メールを始めて受け取ったときの筆者の印象は
「なんだこれ?」だ。

次が
「ふーん、○○さんはiPhone使ってるんだ」で、

結局
「だから?」で終わった。

ウザイとまでは思わなかったが、違和感をもったことは確かだ。しかし、何回か受け取る内に、「分かってるよ!」となった。

別に付いていようがいまいが問題があるわけではない。
だが、なんとなくイラッとするのだ。

同じように感じている人は、意外に多いようだ。
特に意味もなく付いてくることももちろんだが、
iPhone持っているって自慢しているの?
・外出先から対応している=忙しい自分をアピールしている?
とか、いらぬ憶測も呼ぶ。

●「iPhoneから送信」は設定で消せる
実際、送っている側でも、ウザイと思っている人は多い。
いちいち消すこともできるがが、急いでいるときなんかは面倒だ。
結果そのまま送ることになる。

実はこの「iPhoneから送信」の正体は“署名”なのだ。

PCのメールソフトでは、多くの人が自分の名前や会社名、連絡先などを“署名”として登録しているだろう。自動的に本文に入るようにしている人も多いが、それと同じなのだ。

ということは消すこともできるというわけである。

[設定]→[メール/連絡先/カレンダー]→[署名]とタップし、「iPhoneから送信」という文字を消してしまえば完了だ。

今までマメに消してきたなんていう人は、設定を変更してしまおう。
もちろんここで、オリジナルの署名を設定することも可能だ。


iPhoneから送信」を消すには、[設定]→[メール/連絡先/カレンダー]→[署名]とタップして文字を消去する。


●あえて「iPhoneから送信」を使用する
こんなウザイかもしれない「iPhoneから送信」だが、あえて使うことで自分の状況や気持ちを伝えることができるという話もある。

iPhoneから送信」と付いていれば、受け取った相手はスマホで対応していると判断する。
・「出先ですが早急に対応しました」と誠意を見せることができるかもしれない
・外出先で慌てて書いているので、メール本文に誤字脱字があってもご容赦ください
といった、こちらの状況の周知と相手の配慮をお願いすることもできるかもしれないというのだ。

しかしこれには、やはりリスクもある。なぜなら、相手がどう思うかは、受け取り側の気持ち次第だからだ。
そんなつもりはないのにウザイ、と思われないように、「iPhoneから送信」を付けるか付けないかをよくよく考えてメールを送ろう。