SOIL&″PIMP″SESSIONS“社長”おすすめ「カフェでのコーヒーカスタマイズ術」

ラウドな“Death Jazz”で日本のジャズシーンに新風を吹き込み、4月6日にニューアルバム『BLACK TRACK』をリリースしたSOIL&"PIMP"SESSIONSのアジテーター・社長さんが、TOKYO FMの番組に出演。カフェでコーヒーを飲むときのこだわりカスタマイズと、ランチタイムに聴きたい、敬愛するグルーヴマスターの3曲を紹介してくれました。

（TOKYO FM の音楽ワイド番組「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」4月6日放送より）



SOIL&"PIMP"SESSIONSの社長さんがこだわっているのは、カフェでのコーヒーの飲み方。あえて大きめのカップに入れてもらうのが、自分好みの味にカスタマイズするコツなのだとか。

「コーヒーはけっこう、こだわって飲むんですよ。スターバックスにもしょっちゅう行ってます。実は僕、スターバックスですごいこだわりがひとつあるんです。頼むのはいつも、ショートサイズのドリップコーヒー。しかもロースト加減を選べるのであれば、あっさりしたほうを選びます。で、ショートサイズを買うんですが、そのときに『トールのカップに入れてください』とお願いするんです。そうすると、トールサイズのカップの中に、ちょっと少なめにコーヒーが入ってくるわけです。店舗によっても違うとは思いますが、そこに牛乳があるんです。ミルクと書いたポットが。それを入れるスペースができるわけですね。ミルクをちょっと入れると、コーヒーのまろやかさが深まってすごく美味しく飲めます。しかも蜂蜜も置いてあるんですが、みなさんご存じですか？　ちょっと疲れているときは、そこに蜂蜜をたらして、かのジャック・マイヨールが愛したといわれるハニーラテの状態を自分で作って飲んでおります。みなさんも、一度お試しくださいませ！」

そんな社長さんがランチタイムにおすすめしてくれたのは、現代ジャズシーンを代表する3人のグルーヴマスターのナンバーでした。

「Cherish The Day」（Robert Glasper）

「ここ数年、話題の作品をリリースし続けています。今、ジャズ界において最重要人物のひとり、ロバート・グラスパーの数年前のアルバム（『ブラック・レディオ』）から、レイラ・ハサウェイをフィーチャーした、まさにメロウグルーヴな1曲でございます。この曲、いい曲ですよね？　実はこれ、シャーデーのカバーなんです。この曲を昼下がり、いい天気の下でコーヒーが飲みたくなります」

「Everybody Loves The Sunshine」（Roy Ayers）

「まさに、まさに気持ちのいい楽曲の代表格でもある思います。もうタイトルがそうですもんね、みんなが太陽を愛している。本当に、午後にいいんじゃないですか？　ロイ・エアーズ、まさにもうグルーヴマスターですね。彼のグルーヴから、いろんなことを学びました。そしてこの曲、すごく象徴的なリフがあるんですが、これがピアノの音とビブラフォンの音を絶妙なバランスでミックスしたサウンドなんですよね。これがこの曲の個性となってクラシックス、伝統入りする名曲になっていると思います」

「Captain's Refusal」（Ed Motta）

「ブラジルが誇るシンガーソングライター、グルーヴマスターのエヂ・モッタの最新作（『パーペチュアル・ゲートウェイズ』）からの1曲です。彼はね、もちろんいい曲を書きますし、ボーカリストとしても素晴らしいんですが、実は彼、すごいワインコレクターでもあるんですよ。コーヒーのあとは、夜が更けていくといいワイン、飲みたくないですか？　彼のグルーヴ感も僕、大好きです。彼の作品からもいっぱい影響を受けております。というわけで、この曲を選んでみました」

現在発売中のニューアルバム『BLACK TRACK』は、Black & Mellowをテーマに制作。SOIL&"PIMP"SESSIONSお得意のラウドな“Death Jazz”サウンドの片鱗を見せつつも、レアグルーヴやジャズファンク、アシッドジャズなど幅広い音楽性を発揮。インストゥルメンタルを中心にしながらも、国内外の人気アーティストをゲストに迎えたボーカルナンバーやラップナンバーも収録されています。4月23日からは、「TOUR 2016 "BLACK TRACK"」もスタート。詳しい情報は、ビクターエンタテインメントのSOIL&"PIMP"SESSIONS公式サイトhttp://www.jvcmusic.co.jp/soilpimp/ http://www.jvcmusic.co.jp/soilpimp/をご覧ください。

4月7日の「STARBUCKS MUSIC BARISTA」には、男性2人組ボーカルユニットのC&Kが登場します。お楽しみに！