「SCHOOL OF LOCK! 卒業式」生徒が見つけた未来の鍵

TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では3月31日、新生活で番組が聴けなくなったり新たな目標に向かう生徒（リスナー）のための『卒業式』をお送りしました。

パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、番組の掲示板 http://www.tfm.co.jp/lock/bbs/で卒業を宣言した生徒（18歳・男性）に直接電話をかけて卒業の理由を聞きました。



とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! からの卒業の理由を、教えてもらってもいい？」

リスナー「“ラジオの仕事に就く”っていう未来の鍵が見つかりました」

とーやま校長「なぜそう思ったの？」

リスナー「SCHOOL OF LOCK! を聴き始めたのが5年前の中学2年生の時だったんです。そのころ周りから嫌がらせをされていたんです。それで学校に行くのがイヤになっていて、ラジオを聴き始めたんです。その時に他の生徒さん（リスナー）たちにもいじめとかに悩んでいる人がいて、自分よりつらい状態にいる人もこれだけたくさんいるんだから、もうちょっと頑張れるなって思って、それで学校にちゃんと行こうって思ったんです」

とーやま校長「えらい」

リスナー「でも嫌がらせは続いたので、ツイッターで相手にやめてほしいって言ったんです。そしたら、“そういうつもりは無かったけど、そういう風に感じさせたのならごめん”ってなったんです」

とーやま校長「謝ってくれたんだ」

リスナー「その日から嫌がらせは一切なくなったんです！」

とーやま校長「本当に言って良かったね」

リスナー「言ってよかったです。イチかバチかでした。それを言う勇気が出たのもSCHOOL OF LOCK! のおかげだなって思いました」

とーやま校長「俺らは校長、教頭として喋らせてもらっていて、そういうことももしかしたらどこかであるのかもしれないし、アーティスト講師のみんなの音楽でそう思えたかもしれない。または掲示板でも、みんなが書き込んでくれていただろうし。だけど、これは最終的にはお前が先頭になっていったわけだよ。俺たちはあくまでも方向を指し示していただけで、あの時に先頭を切っていったのはお前だから。よくやったよ」



あしざわ教頭「自分が動かないと変わらないんだからね」

リスナー「ありがとうございます！」

とーやま校長「それが中学の時の話なんだよね。高校の3年間はどうだった？」

リスナー「高1の時は学校になじめなかったんです。先生も厳しかったり勉強もついていけなかったりというのもあって、学校に行くのが怖くなってきて体調も悪くなっちゃって、学校を辞めようって思っていたんです。そんな時にSCHOOL OF LOCK! の掲示板で弱音を吐いちゃった事があったんです」

あしざわ教頭「全然いいよ！」

リスナー「その時も生徒のみんなに“頑張りましょう！”とか、“同じ状況なので一緒に頑張りましょう”っていうレスをいっぱいもらったんです。同じ状況の生徒さんもいるから頑張ろうって思って、1年生の時は学校を1回も休まずにいって、結果的には3年間1度も休まずに卒業しました！」

とーやま校長「すごいな。SCHOOL OF LOCK! の生徒のみんなは、どういう存在？」

リスナー「どんな状況でも、一緒に協力してくれる仲間ですね！」

とーやま校長「嬉しい時でもどん底の時でも、かならず横に居てくれるもんな」

リスナー「はい！」

とーやま校長「それで将来は、ラジオの仕事に就きたいんだ。いつか会うことがあるかもしれないね」

リスナー「はい、目指します！」

とーやま校長「お前が目指す道の先には、でっかいお前がいるからそいつになれ！ そしてお前が助けられた時のように、いろんな奴を助けてやれよ」

あしざわ教頭「お前にしか出来ないことが絶対にあるから」



リスナー「わかりました！」

校長・教頭「卒業おめでとうー!!」