人材サービスのリブリッジ(東京・千代田、石松明彦社長)は、社風や職場の雰囲気を伝える求人メディア「グーカ」をリリースする。

 「グーカ」は社風や企業文化に共感する仲間を集めるための求人メディア。コンセプトは「Webで社内見学」を実現することで、求人企業がもつ雰囲気や情熱、社風を写真中心のビジュアルで表現し、共感をキーワードに職場や仕事を発見してもらうスタイルとなっている。

 採用担当者は管理者ツールを使って企業情報や求人情報のページが作成でき、動画・静止画を合わせて150枚以上の写真掲載が可能。求人情報の発信業務を社員全員で促進できる機能を備えており、社員が保有する写真を管理ツールで一括依頼をかけて集めることもできる。

 リブリッジはリクルートと日立グループの出身者が2014年に設立したベンチャー企業で、企業の採用や職場定着の課題解決に取り組んでいる。石松社長は「今の若年者は給与や勤務条件よりも、一緒に働く人や職場の雰囲気が『自分に合っているか』を重視します。『グーカ』を活用すれば今まで伝えきれなかった自社の魅力を伝えることができますので、若年者の就職志向に寄り添った新たな採用手法として提案していきたい」と話している。

大学生の就職内定率87.8% 全ての地域で前年を上回る
インターンシップで早期に学生囲い込み-新卒採用最新事情
大卒の3割以上が3年以内に退職 宿泊・飲食業は5割超

日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の人事専門誌です。