外国人に特化した人材紹介会社ダイバージェント(東京・新宿、小林清佳社長)は、日本で仕事を探す外国人を対象とした掲載無料の求人サイト「Sakura Work Japan(サクラワークジャパン)」を開設した。

 サクラワークジャパンは、「日本語」「英語」「中国語・簡体」「中国語・繁体」の4言語に対応しており、求人企業は1つの求人に最大4言語の募集情報を発信することができる。また、YouTube動画を掲載する機能も搭載しており、代表者メッセージや社員インタビューを掲載することでユーザーの応募動機を高めてミスマッチを未然に防ぐなどの特徴を持つ。

 今後は求人情報掲載の他に、就職に成功者のインタビューや日本で仕事を探すための基礎情報やアドバイスなどを定期発信することで、今年度中に日本で働く意欲の高い外国人登録者20000人と求人企業3000社の掲載を目指す。

 外国人採用の必要性についてダイバージェントの小林清佳社長は、「就労人口の減少などで、人手不足が加速する中で企業が成長していくためには、よりダイバーシティーな観点から多国籍な人材の採用に積極的に取り組む必要がある」と話している。

3割以上の経営者が「人手不足」と回答、非製造業は4割に迫る
2月の完全失業率3.3%、正規雇用が56万人増
2月の有効求人倍率1.28倍、前月から変わらず

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