厚生労働省が発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で、前月と同じ水準だった。

 新規求人倍率(季節調整値)は1.92倍で、前月に比べて0.15ポイント低下。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.81倍で、前月を0.01ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べ1.3%増で、有効求職者(季節調整値)は1.2%増となった。

 新規求人(原数値)は前年同月比9.6%増。産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業(23.3%増)、卸売業,小売業(11.6%増)、生活関連サービス業,娯楽業(10.1%増)、医療,福祉(8.7%増)、情報通信業(8.3%増)などで増加した。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)の最高は東京都の1.90倍、最低は沖縄県の0.91倍。

2月の求人広告19.4%増、フリーペーパーが26.7%増
大学生の就職内定率87.8% 全ての地域で前年を上回る
新卒・中途採用の売り手市場化で始まった人材採用の新手法

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