レアル、21世紀で3番目に悪い戦績…残り13試合で首位バルサと「9」差

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 21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節でマラガと引き分け、レアル・マドリードは首位バルセロナと勝ち点差「9」となってしまった。第25節終了時で首位と9ポイント差、この戦績は21世紀に入ってから同クラブで3番目に悪い戦績であることが明らかになった。スペイン紙『アス』が伝えている。

 21世紀のレアル・マドリードにおいて最も悪い戦績は、ジョゼ・モウリーニョ氏がチームを率いて3年目の2012−2013シーズンだった。第25節終了時点でバルセロナとは16ポイントの差があった。このシーズンはモウリーニョ氏が2012年12月の時点ですでにリーガ制覇に白旗をあげていた。

 またヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏、そして途中からフアン・ラモス・ロペス・カロ氏が率いた2005−06シーズンは、第25節終了時点でフランク・ライカールト氏が率いていたバルセロナに10ポイント差をつけられていた。

 ジネディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリードが逆転優勝するには、レアル・マドリードが今後のリーグ戦を全勝したとしても、バルセロナが残り13節で少なくとも3試合は落とさなければならない。レアル・マドリードにとっては、非常に厳しい状況だ。