レアル・マドリーは2日、コパ・デル・レイ4回戦ファーストレグのカディス戦で、出場停止だったデニス・チェリシェフを起用したことが騒がれた。カディスはスペインサッカー連盟(RFEF)に正式に異議を申し立てている。

この件でコパ4回戦敗退となる恐れがあるレアル。フロレンティーノ・ペレス会長は、3日に会見し、「自分たちの権利だと信じることを守るつもりだ」と述べた。ルールでは、ミスを犯したチームは敗退となるが、ペレス会長の見方は違うようだ。

「我々にミスはなかった。こういうことを担当する部署があるが、我々はまったく通知を受けていなかったんだ。チェリシェフは落ち着いている。昨日の試合で彼がプレーしたのは、プレーできると確信していたからだ」

「我々は7月27日に通達を受けていない。RFEFはそれを知っている。昨日、ラファエル・ベニテス監督は全員のチェックに最大限の注意を払うようにと求めた。我々にとってこれまでになかった状況だ。これまでこんなことはなかった」

だが、インターネットでは正式な通達の画像が出回っている。RFEFの規律委員会は4日に決定を下す予定だ。