長嶋一茂、小久保監督を叱咤「責任は監督」「これで終わったわけではない」
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(49)が、22日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜10:55)にゲスト出演し、野球の世界大会「プレミア12」で日本代表の指揮を執った小久保裕紀監督(44)を叱咤した。
メキシコを相手に5本塁打で圧倒し、11-1の7回コールド勝ちで3位を死守した日本。準決勝の韓国戦では、8回まで3点リードしていたにもかかわらず9回4失点で逆転負けを喫したことから、小久保監督の継投ミスを指摘する声も上がっている。
長嶋はこのまさかの逆転劇に、「あれは何だったのかな……」とぼうぜんとしながら思い返し、「緻密な野球をするのが日本。先行逃げ切りパターンはお家芸なんだけども、それを韓国に覆されてしまった」と悔しさをにじませた。
司会の東野幸治(48)が「敗戦の原因を聞いてもいいですか?」「"誰が"と聞いてもいいですか?」とコメントを求めると、長嶋は「いやぁ……これは。どうする? 言っとくか一応」「いやぁ……どうしようかな」とためらながら、「まず、(選手の)選出、選考から『これはどうなの』という声もある」「"誰が"という特定のものではない。チームでやっていることだから」と語った。
その上で、「やっぱり、小久保監督には酷なことですが、勝っても負けても責任は監督にあるというのは昔からですから、監督の責任です」と指摘。「彼はこれで終わったわけではないですから」とも付け加え、「今回の教訓を経てがんばってもらいたいなと思います」と小久保監督にエールを送っていた。