太りにくいパスタの食べ方とは?理にかなったイタリア料理のコース

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イタリア料理の正式なメニューは、アンティパスト(前菜)、プリモピアット(第1の皿)、セコンドピアット(第2の皿)、コントルノ(付け合わせの副菜)、チーズ、デザート、コーヒーから構成されています。

そして、日本のようにすべてを一緒にテーブルに並べていただく、いわゆる「三角食べ」はしません。まず、アンティパストを食べ、それが終わったらプリモというふうに順番に食べていきます。

実はこの順番で食べると、自然と太りにくい食事方法になるようです。

最初にいただくアンティパストは、野菜や軽めの魚介、肉類、豆を使った料理の多いのが特徴。プリモは、パスタやリゾットなどの炭水化物です。炭水化物を最初に食べるのではなく、食物繊維の多い野菜や豆類を摂ることで、血糖値が急に上がるのを防ぐことができると考えられています。

血糖値の上昇を抑える食べ方は、ダイエット方法のひとつとしても注目されています。空腹のときに炭水化物を食べると血糖値が上がりやすく、食べたものが脂肪になりやすいためです。イタリア料理のメニュー構成は、太りにくいパスタの食べ方ということもできるでしょう。

ちなみに、セコンドは肉や魚などのメイン料理で、付け合わせとしてコントルノを一緒に食べます。茹でたり炒めたりした青菜、グリルで焼いたパプリカやズッキーニ、キノコなどをたっぷりいただける、ヘルシーな食事スタイルです。

さまざまな食材をバランスよく楽しめるイタリア料理のメニュー構成は、ダイエットだけでなく健康にも良いものです。ダイエット中の外食ならイタリア料理がオススメかも!?

いろんな種類の前菜を食べることで、少なめパスタでも満足感を得られ、賢くウェイトコントロールできますよ。 《anan NEWS》