竹島といっても日本海に浮かぶ例の島ではない。愛知県蒲郡市にある小さな島で、約380メートルの橋で陸地と結ばれている。その竹島の対岸に位置する「竹島水族館」がいま熱い視線を浴びている。

というのは、その解説のあちらこちらに、さまざまなパロディが仕込まれているからだ。

写真で紹介されているのは、手づくり感あふれる解説のようだ。「甲殻機動隊」というタイトルで、三河湾で獲れるカニ、つまり甲殻類が案内されている。「マキガイ&シドロガイ」のカスタマーレビューには、どこかで見た覚えのある投稿者が......。「館これ」と題した館長標本これくしょんもある。なんだ、こりゃオタクネタのパレードじゃないか!

突っ込み所が満載過ぎて...

「突っ込み所が満載過ぎて」とか「飼育員が個性的」「相変わらず、ぶっ飛んでるな」という感想が多い。

ただ竹島水族館の見どころはこれだけではなかった。ツイッターには、下のような投稿もあった。

ウツボ用のマンション、飼育員の試食レポート、アシカのアイちゃんのうんこについての解説などもある。

ちょっときりがないので、このくらいにしておこう。

竹島水族館には、500種類前後、約4500匹の生き物が展示公開されている。館内展示や生き物の解説プレートは、担当飼育員のほとんど手作り。「日本一解説が読まれている水族館」として評判になっている。

JR東海道本線、または名鉄蒲郡線、蒲郡駅南口から徒歩約15分だ。車なら、東名高速道路音羽蒲郡インターからオレンジロード(無料)経由で、南へ約15分。

ちなみにその展示内容については、こんなつぶやきも。


竹島水族館(A301m089さん撮影、Wikipedia日本語版より)