ソレダメで、冷凍するとおいしさがアップする食材を紹介。トマトや小松菜など
9月9日、テレビ東京「ソレダメ!〜あなたの常識は非常識」では、冷凍すると栄養価がアップしたり、おいしくなったりする食材を紹介。
冷凍すると栄養や味が落ちてしまう食材も多いが、中には冷凍したほうがお得な食材もあるという。そんな「ソレマル」な食材はどんなものだろうか。
トマトは冷凍するとグルタミン酸が出やすくなるとか。グルタミン酸は旨味成分。冷凍トマトをすりおろしてスープにしたりするといい。オリーブオイルや塩をかければトマトの冷凍ソルベとして楽しめる。リコピンが多く含まれ美容や健康にも良い。皮ごと凍らせるのがポイントだ。
小松菜はほとんどの葉物野菜が冷凍するとダメになってしまうのに対し、唯一冷凍してもビタミンCが変化しない。栄養価も変わらないという。小松菜はゆでずにナマのまま冷凍保存し、調理する際は凍ったまま使えるので便利。ほうれん草は酵素が多いためナマのままで冷凍してはいけないそうだ。
こんにゃくは冷凍するとお肉のような別の食感になるという。グルコマンナンという成分から水分がなくなり、食感がかみごたえができるそうだ、冷凍の仕方はスライスしたり密封容器にカットして入れる。解凍の際はお湯をかけてキッチンペーパーで水気を切るだけだ。
しじみはスタジオでも評判が高く、普通のしじみと冷凍したしじみでは味噌汁にしてもいても全然味が違うようだ。しじみを冷凍すると肝臓にいいとされるアミノ酸のオルニチンが増える。完全に凍らせることでオルニチンは4倍になるとか。味噌汁を作るときにはしじみを一端冷凍しておくと細胞が壊れて中のエキスが出やすくなり旨味がアップする仕組みだ。