土屋:ちなみに今日は何のコスプレなのですか?

渚:スマホゲームの「白猫プロジェクト」というのがありまして、その中のアイリスというキャラクターのコスプレです!

土屋:なるほど.…。

渚:わかってないですよね、それ(笑)。

土屋:カードのコスプレだ!

渚:ちがう(笑)!

土屋:ゲームのキャラか!? (取材に立ち会っているスタッフに向けて)詳しい人に聞きたいのですが、これってめっちゃ似てるの?

渚:どきどき…。

土屋:ほう、似てるみたいですね。渚さん、カラコンも入れてますよね? 

渚:入れてます。

土屋:コスプレイヤーって、そういう風に限りなく似せるってのが一番の興奮なんですか?

渚:色々と種類はあるかと思いますが、衣装を着て好きなキャラになりきって楽しむのがコスプレの醍醐味だと思います。コスプレって、二次元の実在しないキャラクターを現実に持ってくるっていう作業じゃないですか。本来、二次元のものを三次元化するなんて不可能なんですよ。その不可能なことを再現して、どれだけなりきれるかっていう挑戦が楽しいんですよね!

土屋:そうか、三次元のコスプレってないのか。

渚:AKB48とか「スターウォーズ」とかのコスプレもありますけど、やっぱりコスプレの起源はアニメなんです。

土屋:好きなキャラがセクシーすぎる衣装だとしても、好きだったら抵抗ないの?

渚:好きなキャラクターが、とんでもなく露出の多い衣装だったら困りますね(笑)。

土屋:それでもやるんですか? 

渚:自分に似合わなかったり、その露出がキャラの再現として楽しめるものでなかったら私はやらないですね〜。

土屋:世間では、「コスプレ好き=露出好き」ってイメージもあるみたいですけど、意図的にそういうものを着てる人もいると思うんですよ。カメラ小僧に撮られたい、みたいな。でも好きなキャラがたまたま“そのままじゃ外に出られないぞ”みたいな衣装のこともあるわけですよね。逆に、コスプレイヤーに着てほしいから、アニメやゲームの制作側が意図的にセクシーな衣装にしているってことは?

渚:ありますね、けっこう露出系のキャラクターが増えてきたなぁと思います。でもどちらかというと、私はそういうことには否定派です。