【ファンキー通信】ワンコインでアイスクリームが買えない時代!?

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いよいよ夏本番! 暑い暑い夏に、そのクールな甘い魅力で心を溶かしてくれるキングオブデザート、アイスクイリームの季節です。ジメジメと暑い梅雨のこの時期から、コンビニに寄るとついついアイスクリームのケースをのぞいてしまう人も多いのでは? しかし、最近では130円とか、150円といったような、ちょっと高級感漂うお値段のものが増えている様子。

 100円玉ひとつあれば、当たり前のようにアイスが買えた一昔前には、さらに安い50円程度のアイスの数もかなりあったような・・・。あのチープで懐かしい味のアイスクリームは、なぜあまり見かけなくなってしまったのでしょうか?

 理由のひとつとして、アイスクリームを生産するにはコストがとてもかかり、100円以下の値段設定で「おいしく安く」商品開発することは至難の業だそう。だから100円以上するアイスクリームが増えたのでしょうか? この疑問について、「セブンイレブン」の担当者に聞いてみました!

 「最近はおいしいものを少しだけ食べたいという人や、量より質を選ぶ人が増えている傾向にあります。そういったニーズから、価格と価値のバランスを見て値段設定をしているのですが、おいしい商品を作るにはやはりコストがかかってしまいます。素材や製法にこだわった結果、100円以上のお値段の商品も増えていますね」(セブン&アイホールディングス広報センター 伊藤さん)

 実際、安価のものより100円以上のアイスの売れ行きもよく、人気があるそう。かといって、安価のものが売れていない・・・というワケではありません。しかし、今でも「ガ○ガ○君」や「ホー○ランバー」など、60円という安価のアイスも存在します。この価格を維持できるのは、CM効果やリピーターが多く人気があるからなのだそう。食べ応えのあるアイスは小さい子供達から特に人気が高いそうです。

 まだまだ100円玉ひとつでアイスが買えるとわかって、懐的にひと安心(笑)。アイスが恋しくなるこれからの季節、懐具合と気分に合わせて、いろんなアイスを食べ比べてみてはいかがですか? (坂井あやの/verb)

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