「草食系男子」「内向き志向」などの言葉に象徴されるように、「昨今の若者には元気がない」と論じるメディアや年配の識者は多い。また、現在世界各地で広がりつつある経済格差の解消などを求める抗議行動は、日本ではわずか100人ほどの参加者を集めただけだったという。「今の日本の若者は何故立ち上がらないのか」という疑問を「絶望の国の幸福な若者たち」を上梓したばかりの新進気鋭の社会学者、古市憲寿氏(26歳)にぶつけた