なかなか進まない被災地の復興。原発事故への対応。円高の是正とデフレからの脱却。いま「政治」がやるべきことは、山積している。にもかかわらず、「そんなの関係ない」と言わんばかりに、与党・民主党の大物議員は「政局」に忙しい日々を送っている。そんな現状を反映して、週刊文春も週刊新潮もトップ記事は、菅直人首相の後継総理をめぐるものとなっている。読めば読むほど、国民不在の「政治」がぐだぐだな「政局」を展開して