■5月某日福島第一原発は大震災・大津波の翌日の3月12日には一号機が燃料溶融で原子炉圧力容器に穴が開き、炉心への注水が大量に漏れているというメルトダウンの事実を東電側がようやく認めた。一号機の原子炉建屋地下には深さが4メートルを超える3千トン程度の高濃度の汚染水がたまっており、さらに原子炉建屋の一階では遠隔操作のロボットを使った放射線量調査で毎時2000ミリシーベルトを記録した事実も公表された。