1年前の政権交代で盛り上がった地球温暖化対策への意欲が急速にしぼんでいる。1990年比25%削減を打ち出した鳩山由紀夫前内閣と打って変わり、菅直人内閣では、この問題に関する発言も少なく、「地球温暖化対策基本法」の制定の見通しもまったくたっていない。    鳩山氏が国連の気候変動サミットで「2020年に日本の温室効果ガス排出量を90年比25%削減」と公約したのが2009年9月22日