３日に行われたコッパ・イタリア決勝で、ナポリはフィオレンティーナに３−１と勝利を収めた。

試合前にはスタジアム外のトラブルで、ナポリサポーターが負傷。１名の命が危ないと報じられ、ナポリサポーターが試合延期を求め、キックオフが遅れた。

FWロレンツォ・インシーニェの２ゴールで前半に２点をリードしたナポリは、１点を返されたものの逃げ切り。２年ぶり５度目の優勝を遂げている。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、負傷したサポーターにトロフィーをささげると語った。

「このトロフィーはナポリの街、そして特に残念ながら負傷したナポリの人にささげる。彼の命が危険でないことを願っているよ。試合前の45分間で何を考えたか？　試合をする条件が整うのか、当局と検討しただけだ。サポーターたちの助けで問題を解決した。彼らは理解を示し、協力的だったよ」

「（ラファエル・）ベニテス監督？　私が彼を擁護する必要はない。彼は素晴らしいプロフェッショナルだ。ナポリで戦うのはほかで戦うのとは違うんだよ。知らない環境でやるのは簡単なことではなかった。ラファに脱帽だよ」