不細工なのにモテる男子に聞く モテる技術

顔やスタイルが良く、彼女が途切れない男性もいますが、中にはイケメンではないのになぜかモテている人っていますよね。女性がよく言う「男は顔じゃない」が正しいとしたら、どのような点を網羅すればモテるようになるのでしょうか？　誰か教えて！

今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、一般企業に勤める男性。失礼ながら、モテそうなルックスとはかけ離れている彼。とはいえ、彼女か友達以上恋人未満のような女性を常にキープし、周囲からも「イケメンじゃないけどカッコいいよね」と言われるよう。今まで、約15人の女性とお付き合いし、うち10人の女性から告白されたと彼に、モテる技術を聞きました。

■いざという時、モテるのはやっぱり肉食!?
−女性を惹きつける秘訣を教えてください！
「女性を惹きつける要素は顔だけじゃありません。コミュニケーション能力、知性、ユーモア、行動力、オシャレさ、センスの良さ、清潔感、仕事が出来て将来有望そうかどうか。女性はそういうところを見ているのではないでしょうか。また、チャラそうなのに根は誠実というギャップや、普段おとなしいけど、いざというときに女性をリードできる肉食男子になるなど、女性が男性を好きになるのは、内面が行動に露呈したときだと思います」

女性から見たら、彼氏候補にストックしておきたくなるようなスペックが数多くありますね。これらの要素を持ち合わせている男性だと、ルックスに限らずモテるのかも。

■モテる男とモテない男の違いは「察知力」
−モテる男とモテない男の差はどこにあるのでしょうか？
「相手が自分に何を求めているかを察し、どれだけそれを満たせるかだと思います。どんなにイケメンでも、独りよがりな自慢話男や、女性に冷たすぎる無愛想な男がモテるわけがありませんから。個人的に、僕が普段から気を付けていることや、実践していることを挙げます。

・ 女性が好きそうなデートスポットやおいしい店情報をストックすること
・ 自分の仕事が忙しいことを相手に分からせた上で、マメに連絡をすること
・ 入浴後の化粧水、乳液、美容液、ボディクリームなど、自分の肌のケアをすること
・ 筋トレをしたり食生活に気を使ったりして体作りをすること
・ 高価じゃなくていいので、センスのいい服をオン・オフ共に何パターンか用意すること
・ 仕事を頑張ること
『仕事が忙しい人なのに、頻繁に連絡がある』や『頑張りすぎない程度にオシャレをしている』というのは高評価。また、男性のスキンケアも、今や珍しくありません。ただし、将来性や、尊敬できる相手かどうかというところでも見られていると思いますので、男性は『仕事を頑張る』というのが大前提。」

モテる男とモテない男の違いは、相手が何を求めているかを察知する力にあるようです。そのためにやるべきことがこんなにもあるとは......モテへの道は一日にして成らず、ですね。

■ギャップを利用して気になる存在に！
−最後に、モテテクの一つ、「ギャップ」の作り方を教えてください！
「自分の性格に合ったギャップを作るのがいいですね。例えば、たまにネガティブな自分になってしまうという人は『普段は頼りがいあってポジティブだけど、二人になったときに弱音が出てそれが母性本能をくすぐる』とか。また、相手がモテる女性の場合は、謎ポイントを作るのも効果的。『たまに何を考えているか分からなくて不安になる』『積極的だったのに、急に連絡が来なくなった』など、ベタなもので良いんです」

自分の性格に合っていないギャップだと、「キャラがコロコロ変わってよく分からない人」になってしまうことも。まずは自分がどんな人かをじっくり考えてみることからはじめたいですね。

あらためて書きますが（失礼）、本当にイケメンでも何でもない彼。「イケメンじゃない分、戦略で勝つ！」と、日々の努力があってこその「モテ」に繋がっているようです。この春モテデビューを飾りたいという人は、実践できそうなことからはじめてみてはいかがでしょうか？

(橋本範子＋プレスラボ)