スティーヴン・スピルバーグ

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フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトを題材に、スタンリー・キューブリックが執筆した脚本を映像化するプロジェクトに、スティーヴン・スピルバーグが取り組んでいる。

フランスのTV局Canal+でスピルバーグ本人が明かしたところによると、キューブリックが1961年、ナポレオンの生涯を描くために執筆した脚本を、映画ではなくミニシリーズで映像化するつもりだとのこと。

完璧主義で知られたキューブリックは、ナポレオンに関して長年リサーチを重ね、大量の写真やメモなどを遺していた。そして、オスカー・ウェルナー(『突然炎のごとく』『華氏451』)をナポレオン役にあてようと考え、オードリー・ヘプバーン(『ローマの休日』『麗しのサブリナ』)にも出演のオファーをしていたが、予算の都合などにより断念していた。

その遺志を引き継ぐことになったスピルバーグは、これまでにキューブリックが企画した『A.I.』を監督したこともあって、キューブリックの遺族の信任を得ている模様。製作総指揮作品として、『バンド・オブ・ブラザース』や『ザ・パシフィック』のように、膨大な製作費を投入したTVミニシリーズを手がけたこともある。今回のプロジェクトが実現すれば、スケールの大きな歴史作品が新たに生まれることになるかもしれない。(海外ドラマNAVI)



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